珍しく映画観に行ってました。 これむちゃくちゃ面白かった。 泣けるシーン何度もあるファンタジー作品。
もともと、この作品に携わった美術監督の人が好きで、 『凪の明日から』とか『Charlotte』とかで有名な東地和生という人、 この人につられて見てみたら、 想像以上の内容でした。
絵柄も、可愛らしさはあるものの、 いわゆる今どき系のアニメとは少し路線がズレる、 内容があんまりイメージできませんでしたが、 開始10分もすれば引き込まれる神秘的な世界観から始まる、 西洋風で魅力的な舞台でした。
色んな「母親」が登場するのがこの作品の特徴。 母親が子供を育てる描写というのが強調されてるので、 そこから来る「母性」というものの表現が、 この作品の主軸となるテーマかな?と。
西洋的な世界観が凄くよく出来てるので、 そういう美術が好きな人でも、十分楽しめるのではないか?と。
内容が濃厚で、修羅場シーンがしょっちゅうあって、 思考が追いつけないぐらいですが、 それぐらい色々なものが込められた感動巨編のような作品でした。