プレアデス的統制と人間型ゲシュタルト

 さて、これから、この「冥王星のオコツト」の提示した情報が、どのような方向性を持つものなのかについて説明していきます。
 ここからの内容は書籍『2013:人類が神を見る日』をベースに書いていきます。 (なので、この本を一通り読んでいる方は、『**ヌーソロジー導入**』の章は飛ばしてもかまわないです。)

 まず、オコツトが提示してきた情報として、「現代人は『プレアデス的統制』に囚われている」というのがあります。ここで、いきなり『プレアデス』という言葉が出てきますが、これはオコツト独自の用語であり、特別な意味を持つものです。簡単に説明すると「人間のいる意識の領域」といった所になります。これについては後ほど、ヌーソロジーの本論について説明する章にて、詳しく取り上げます。

 ひとまず、この『プレアデス的統制』とは、「あなたがたが科学と呼んでいる思考体系のこと」と、オコツトは説明しています。
 現代人はこのプレアデス的統制に囚われていて、物質を科学的にしか説明することができない…とのことです。

 また、『人間型ゲシュタルト』という概念についても言及しています。
 これは、「人間」が持つ「ゲシュタルト(思考様式)」のことであり、簡単に言うと「物質空間」のことを言っていますが、正確には、現在の人間が持っている、3次元空間をベースにした物質的なモノの見方のことを言っています。ヌーソロジーでは、こうしたモノの見方そのものが、「物質空間」を作ると言われています。
 宇宙がビックバンによって科学的に生まれたという創世間についても、オコツトは否定しています。ヌーソロジーは、どちらかというと認識論や観念論から来る創世間に近いです。