参考文献・推奨文献

 「これを読むことでヌーソロジーの理解が進めば良いな」という想いを込めて、『Raimuのヌーソロジー入門』で出てくるネタ(老荘思想、ユング心理学、精神分析学、量子論、現象学、時間論、東洋思想、仏教、キリスト教、エーテル体、自己実現)を学ぶためのRaimuのイチオシ本たちを載せておきます。



マンガ 老荘の思想 (講談社+α文庫):

冒頭で述べた「老子」の思想の参考文献。非常に分かりやすいマンガ版の老荘思想。
この本の「老子」の章は、生活にも役立つ知恵がまとまっている。後世にも語り継ぎたい名文集。
ただ、「荘子」に関しては、他の本を参照した方が良いかもしれない。



ユング心理学入門―“心理療法”コレクション〈1〉:

日本のユング派カウンセラーであり、著作も多くて有名な「河合隼雄」氏のユング心理学入門本。
心の問題について、現実に根付いたことと絡めながら述べられており、
かつ、これ一冊で、ユングの概念で使える所を一通り押さえることができる良書。



BIG ME 大きな自分に出会う―若者のための座標軸:

ヨガインストラクター「内藤景代」氏による自己実現のための本。
ユングの考え方にも近く、「BIG(集合的他者)」と「ME(自分)」を統合した、
「BIG ME(大きな自分)」になるためのメッセージが書かれている。パワーが強くオススメの本。



仙骨の最高機能「中心感覚」を磨け!―大物発想が出てくる:

「MRT」と呼ばれる、仙骨調整療法の創始者の書いた本。
仙骨についての本でもあり、他にも武術など、東洋思想に通じること全般が書かれている。
ここでいう「中心感覚」というのが、色々と応用が利きそうな内容でもありオススメの本。



[図解]量子論がみるみるわかる本:

「佐藤勝彦」氏による、「量子論」の歴史や性質などの全貌をまとめた解説本。
図付きでかなり分かりやすくまとめられており、500円代とは思えないクオリティを持っている。
「素粒子について」の全貌を知っておきたい場合は、この本を参照すると良い。



手にとるように哲学がわかる本:

半田広宣さんとの対談などを行ったこともあり、妖怪研究家でもある「甲田烈」氏の哲学入門本。
流石、妖怪道を志してるからなのか、非常にセンスの良い人で、西洋から東洋まで、
哲学の全体を幅広く網羅している。哲学の全体像を掴むのに持っておくと良い本。 



マンガ ユング深層心理学入門:

ユングの自伝で重要な所を抽出した自伝漫画。
ユングの主要な考え方や、提唱した用語についても書かれいる。
ユングのイメージに非常に合っていて、学べる所が詰まっている、非常に良く出来た自伝漫画。
 


ラカン (FOR BEGINNERSシリーズ):

ラカンは難解なことで有名だが、ラカンの述べてることを、大体見ておくことに適している本。
ひとまず、「鏡像段階論」「象徴界」「想像界」の絡んだ所だけでも、見てみれば面白い。
図や絵のクオリティが良いので、何となく眺めるだけでも、ある程度楽しむことができる。



超訳「哲学用語」事典:

哲学を「超分かりやすく」解説することで有名な、元サラリーマンの哲学者「小川仁志」氏の著書。
タイトルの通り「超訳」と言えるような切り口で、哲学用語について解説している。
楽しげに哲学に触れてみたい人にもオススメできる本。
 


これが現象学だ:

フッサール提唱の「現象学」の入門用の本。
フッサールの生い立ちや、その考え方や姿勢などについても書かれている。
初心者がフッサールを学ぶための色々な配慮がされていて、入門用として良質な本。



ベルクソン 〜人は過去の奴隷なのだろうか〜:

割と手軽に読み易い、NHK出版の哲学エッセンスシリーズのベルクソン入門本。
「純粋持続」や「記憶」についてのことなど、主要な概念が理解しやすいように書かれている。
およそ100ページ程なので、気楽に読むことができる。
 


史上最強の哲学入門:

オタク系思想家街道まっしぐらであり、ネットなどでも活動している「飲茶」氏の書いた哲学本。
哲学について広範囲かつユニークに、かつ的を得ていることをズバりと書いてる良くできた本。
癖があるけど、ノリが好きな人は買ってみても良いと思う。



史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち:

「飲茶」氏が「史上最強の哲学入門」に続けて書いた著書。
こちらも前作に引けをとらないぐらいよく出来ている。好きな人は買ってみると良いと思う。
 


心がすっきりかるくなる 般若心経:
現役の住職による、「般若心経」の内容をベースにした仏教解説本。
仏教の考え方について、非常に温かみのある文章で説法されており、
現代を生きる為にも役に立つことの書かれてるオススメの本。
般若心経単体で欲しい場合は、こちらのお守り版などがオススメ。
 


蝉丸Pのつれづれ仏教講座:

一応現役住職だが、ニコニコ動画なんかで活躍していることで有名な蝉丸P氏の仏教解説本。
ネットスラングバリバリな口調だが、特定の流派に偏らないように考慮されてるちゃんとした内容。
初めて仏教を学ぶ人の為に、書籍選びの手引きまで丁寧に書いてある、とても良い本。
 


史上最強 図解仏教入門:

仏教全体に関する図付きの解説本。
仏教の思想、ブッダの生涯、その後の仏教の成り立ちなど、
仏教についてのあらゆることを、図付きで分かりやすく学ぶことができる、非常に完成度の高い本。



ドレの新約聖書:

かの有名な「イエス・キリスト」について語った「福音」から、
その一生をストーリーのように述べた簡易版「新約聖書」に、有名な画家「ドレ」が絵をつけた本。
文章、絵画、共に一級品であり、「新約聖書」というと、これを持っておいて参照しても良い。



原典 ユダの福音書:

キリスト教グノーシス主義の異端の書と言われている、裏切り者の「ユダ」の福音書。
1978年に発見、2006年にようやく復元作業が完了し、一般に出回ることになる。
紛失箇所が多いものの、タダならない存在感を持つ文書。



スピリチュアルパワーを呼び込む エーテル体に目覚める本

「松村潔」さんは、オカルト・スピリチュアル全般詳しい人で、この本もその指南書として優れている。
タイトル通り、エーテル体について中心に書かれており、その内容はヌーソロジーにも通じている。
後半になるとグルジェフの水素論の話になり、少し難しめな内容も書かれている。



鏡リュウジのプラネット・セラピー 星の魔法で幸福をつかむ

西洋占星術で有名な「鏡リュウジ」さんの本。この人の本は占星術学習で全体的にオススメ。
西洋占星術における「惑星」をイメージベースで捉え、それを生活の活力にするという趣旨の本。
「惑星」のイメージを体感・実践を通して掴むのにも適している本。



自己信頼[新訳]:

「ラルフ・ウォルドー・エマソン」の書いた成功法則本。
潜在意識の使い方や法則について書いた、成功法則のおよそ元祖にあたる本であり、
詩に近い文章で自分が信じるべき「自己」についての説明がされている。



涼宮ハルヒの憂鬱:

言わずと知られた2003年のヒット作品。2006年にアニメ化されている。
作者が最新の現代物理学に精通してることがよく分かるぐらいの、かなりよく出来たSF要素があり、
ただのライトノベルとは思えないぐらい内容が奥深い名作。