◆2013:シリウス革命
ヌーソロジーの全体的な情報が一番多く書かれているので、
「ヌーソロジー基本概要」の章を書くのに一番参考にした本。
ヌーソロジー本の中には絶版になっている本もある中、現在も発行されているので新書を購入することができる。
割と古めの文献であるので、少し、ヌーソロジーとしての情報が古い所などがあるが、ヌーソロジーの全体的な雰囲気を広く掴むのにも適しているヌーソロジーの代表書籍。
◆2013:人類が神を見る日
アドバンスト・エディション
半田広宣さんが、自らのチャネリングソースにあたる、オコツトと出会った時のことが詳しく書かれている。他にも、『シリウス革命』にはない、ヌーソロジーを巡る貴重なエピソードなどが書かれている。
また、「トランスフォーマー型ゲシュタルト・ベーシックプログラム」の章があり、これが、「ヌーソロジーの入門」にあたる、「次元観察子ψ1〜ψ8」辺りの構造を知るのに、既存の文献の中では非常に優れた情報になる。
残念ながら、書籍版は、現在絶版となってしまっているので、PDFファイルで読める、電子書籍版が新書となる。
あと、ダウンロード版も登場したので、読む場合はこちらを推奨。
◆光の箱舟 2013:超時空への旅
物理学者の砂子岳彦さんがきっかけで生まれた本。電子書籍版の『The Ark Of
Photon』のみ手に入る。
量子力学の話や、物理学との絡みの話が中心になるが、
「次元観察子」の構造の話や、「人間の外面」と「人間の内面」辺りの話なども書かれている。
また、砂子岳彦さんによる「人間の認識について」といった趣旨の話が書かれており、
半田広宣さんの文章とはまた違った面白さがある。
情報が古いこともあり、他の書籍と比べると優先度は低めにして良さそう。
◆2013:世界はグレンとひっくり返った 反転の創造空間
2014年になって久々に出版されたヌーソロジー本。「半田広宣×中山康直」の対談本となっている。
中山康直さんは、大麻や麻文化の研究者であり、チャネリング体験も持つ、割とスピリチュアル寄りの人。
本の内容は難しい数式などはないが、なかなかぶっ飛んだ内容など盛りだくさんの情報が詰まっている。
半田広宣さんによる、最近の「奥行き」や「複素数平面」などのキーワードを使ったヌーソロジーの解説や、最新のヌーソロジー情報なども書かれている。
◆シュタイナー思想とヌーソロジー
物質と精神をつなぐ思考を求めて
2017年に登場。福田秀樹、大野章、半田広宣の3人による共著。
2014年のイベント『ヌーソロジー宇宙学
VS
シュタイナー神秘学』から企画が進み、
検討に検討を重ねて内容が大量になり、苦難の末に出版された超ボリュームの高額本。
神秘思想や宇宙論に徹底的にこだわりたい人向けの本になった。
シュタイナー研究歴の長い福田秀樹さんによるシュタイナー解説は特に極まっていて、シュタイナーについてより詳しく知りたい人向けにはもってこいの内容となっている。図がよく使われているので、図入りの解説ありのシュタイナー本は市場でも珍しい。
半田広宣さんパートは割と難易度が高めなのでヌーソロジー上級者向けな箇所が多い。
元々、9000円近い値段だったが、2019年現在で絶版になってしまい入手困難になってしまった。
◆新説・精神世界史講座
ワンネスは2つある
2018年に登場。「関西ヌーソロジー研究会」で有名な川瀬統心さんによる本。
半田広宣さん以外がヌーソロジーの本を商業出版で出すのは市場初となる。
「分かりやすい入門編を」という思想でやっている川瀬統心さんのヌーソロジーは、とても分かりやすく面白いものになっている。
半田広宣さんとはまた違ったアプローチでヌーソロジーを説明する川瀬統心さんは、独自に分析した人類史の話や、キリスト教と一神教の話や、自身の体験談を絡めた話などがあり、抽象的なヌーソロジーの話とはまた違った臨場感があって面白い。
半田広宣さんによるヌーソロジーに入る前に、こちらから読んで感触を掴むのもアリな内容となっている。
◆奥行きの子供たち わたしの半身はどこに?
ヌーソロジーで読み解く映画の世界
2019年に登場。きっかけは不思議.netに載った「『君の名は。』量子論や神話で見えてきた隠された意味とは?哲学研究者にきいてみた」という記事。この記事のヒットから企画が進んだ。
半田広宣、春井星乃、まきしむの3人による対談本となっている。
ヌーソロジーの本論を本格的に理解するというより、様々な映画を取り上げてヌーソロジー的に読み解いていくという内容になっているので、ヌーソロジーを楽しむような内容のものに近い。
しかし、人類がこれから行く先を考えていくようなコンセプトにもなっている。
取り扱っている映画は、『君の名は。』『新世紀エヴァンゲリオン』『ロード・オブ・ザ・リング』
『マトリックス』『2001年宇宙の旅』の5つ。これらの映画を、時に哲学的に、時に面白おかしく取り扱って読み解いていく。
若い人でも読みやすいように、というのを目的に作られているため、若い人にも読んで欲しい本。
以下のページにもヌーソロジーの書籍について書かれているので、参考にどうぞ。
◆ヌーソロジー関連のページ
| 哲学思考のなれの果て
**それぞれの書籍のオススメ具合**
〜導入向け〜
『奥行きの子供たち』,『ワンネスは二つある』
〜ヌーソロジー理解向け〜
『人類が神を見る日(ダウンロード版)』,
『ヌーソロジー基本概要+』(参考書に)
〜読み物1〜
『シリウス革命』(情報量が多い)
〜読み物2〜
『反転の創造空間』(ぶっ飛んだ情報が多い)
〜読み物3〜
『4次元思想とフラットランド』(Raimu製。軽めの内容)
〜ハマった人向け〜
『シュタイナー思想とヌーソロジー』(特にシュタイナーの情報が凄い),
『NOSとNOOSの精神分析』
(Raimu製。精神分析学よりの内容)