「次元観察子ψ」について

 次に、『次元観察子ψ』について、詳しく説明します。
 まず、コウセンさんがオコツトとの交信の初期の段階で、自動書記によって伝えられた図があります。(「2013:人類が神を見る日」より引用。)

 この時点では、この図が『タカヒマラ』の全体像を表している図だと説明され、この中の「13」の波が、『次元観察子』であると説明されます。
 それは、『定質』による上昇と、『性質』による下降の際、「13」に分けられた構造になります。

 『次元観察子』は、オコツトによると「『タカヒマラ』を構成している次元ユニットのようなもの」と説明されます。やはり、『次元観察子』は、「次元ユニット」と呼ぶしかないような、曖昧なものにあたると思われます。
 この13の次元ユニットは、『変換人型ゲシュタルト』を身につける為に、我々が一つ一つ理解を深めていくべきものでもあります。
 それは、人間の意識を取り巻く、幾何学的な構造のようなものであり、これが、『プレアデス』の領域における、人間の意識の構造を作り出しています。

 『次元観察子』の全体像としては、以下の図のようになります。

 右の項目にある対応要素も、押さえておくと良いです。

 現在の人間の意識の位置というのが、この中の何処かに位置します。何処に位置するかというと、「ψ1〜ψ2
です。
 ここには、単純に、現代物理学が「空間」と「時間」と呼んでいるものがあり、そして、その二つしかない領域になります。人間の自我は、ここから自分自身を根拠づけていた無意識領域(『反性質』)を自意識化し、『定質』を作り上げるために上昇していくことになります。
 「ψ1〜ψ2」の意識でしか、世界を捉えてないものを、「ψ3〜ψ4」の意識で捉えれるように、拡張していきます。
 よってまず、「ψ3〜ψ4」と当分向き合うことになります。

 これから、「ψ3〜ψ4」や、「ψ5〜ψ6」といったものを、どんどん『顕在化』というのをしていきます。
 『顕在化』とは、それぞれの観察子の構造をはっきり捉えることができ、その知覚を認識し、それが自分の中にもある精神の構造を作り上げていることを理解することであり、「元々、無意識にあったものを顕在状態にする」という意味で、『顕在化』と呼びます。
 『顕在化』は、「ψ3が顕在化する」「ψ5が顕在化する」などという使われ方をします。これは、突き詰めると、より深い意味も持っている用語ですが、ひとまずの意味はそんな所です。
 
 『次元観察子』は、「ψ1〜ψ8」で、『元止揚』と言われていて、ここに区切りがあります。全部だと13もありますが、まずはここで一息つけるようにするという姿勢で良いと思います。
 「ψ9〜ψ10」は『調整質』、「ψ11〜ψ12」は『覚醒質』、「ψ13〜」は『変換質』と呼ばれます。ここは、まずは言葉だけ押さえておけば良い所です。