ヌーソロジー的「覚醒」とは?

 ヌーソロジーには、ヌーソロジー用語としての『覚醒』という概念があります。これは、オコツトが『覚醒』と呼んだ概念であり、割と明確な意味を持っています。

 一般的な、「覚醒」の意味は、用途によって様々な意味を持つと思いますが、ヌーソロジーにおける『覚醒』は、先ほどの『顕在化』との関わりが深く、ほとんど同じ意味のものにあたります。
 ヌーソロジー的には、『覚醒』によって、「『次元観察子』の構造が見えるようになる」と言われています。恐らく、潜在していた「意識の構造」が見え、目覚めるという意味の「覚醒」です。

 また、『覚醒』とは、「意識が『シリウス』の領域に入る」ことも言います。これによって、『定質』というものが解かるようになったり、『定質』の力を作り出すことが出来るようになる、と言われています。
 それから、『覚醒』については、他にも情報があり、『覚醒』によって、人間の意識が幾何的な構造として把握できるようになったり、人間が自らの存在の本質的な意味に気付いたり、人間の個体性が意味を持たなくなったりする…などのことが言われいます。
 さらに、個体の意識に『覚醒』が起きると、その力は、他のあらゆる個体にもそれが伝授するという情報もあります。

 そして、ヌーソロジー的な『覚醒』を起こす為には、神秘的で神妙な感性というのは、もちろん必要ですが、知能、思考、論理といった、知性的な要素というのも、必須であると言われています。
 よって、ヌーソロジーでは、「科学」は『覚醒』を起こすために必要であるという、重要な鉄則があります。

 あくまで、ヌーソロジーは、感性的なものと知性的なもの、それから、自然的なものと人工的なもの、両方を重要視するという立場を取るものです。