さぁ、いよいよ、ヌーソロジー的な高次元参入において、一番始めの関門にあたる、『次元観察子ψ3』の発見の話です。
ここで、「4次元空間」というものとも関わることになります。
『次元観察子ψ3』というのは、単純に考えると、『次元観察子ψ1』と『次元観察子ψ2』を『等化』することによって見出すことができる領域です。そして、この『等化』するということは、『ミクロ』(ψ1)と『マクロ』(ψ2)を、「対照的な方向」として把握…つまり、オモテとウラの関係のように把握することが必要になります。
このことについて、オコツトは以下のように述べました。
・『人間の内面』(ψ1とψ2)においては無限小(ミクロ)と無限大(マクロ)を対照的な方向として把握することは決して出来ません。これらの描像のためには『人間の外面』にある無限遠点を発見することが必要です。
―――シリウスファイル:19910512
ここで、『次元観察子ψ3』を発見するためのヒントを列挙すると、以下になります。
・『ミクロ』と『マクロ』を『等化』することで『次元観察子ψ3』が見える。
・また、それは『時間』と『空間』の『等化』でもある。
・それらの『等化』の為には、「無限遠点」という場所の発見が必要である。
・『主体』というのが「無限遠点」の場所にある。
・「無限遠点」は「4次元空間」にある。
・『主体』が『次元観察子ψ3』を構成している。
・また、「4次元空間」が『人間の外面』であるので、『主体』は『人間の外面』にある。
・「無限遠点」の発見は、光速度の視野が必要である。
まず、「『ミクロ』と『マクロ』が『等化』している」ということは、その視点においては、大きさや距離というものは、ほとんど無いも同然のものとなるということです。
その為には、「無限遠点」というものを発見する必要があるわけです。もし、「無限遠点」から世界を見ることができれば、あらゆるものは距離が関係なくなっていきます。
例えば、あらゆる距離を「∞」と比較して捉えるので、「1/∞」も「2/∞」も「n/∞」も同様に「≒0」となるような捉え方が起きるようになります。
そして、その「無限遠点」というものは、「4次元空間」という場にあるというのが、オコツトの述べたことです。
よって、これらを行うには、「4次元空間」を認識する、「4次元認識」というものが必要であり、それが、『次元観察子ψ3』の発見に必要となります。