「純粋な数学」というのが持つ世界も、いくらか『次元観察子ψ3』に関係するような性質を持ちます。
そもそも、数学の研究対象となる「数」とは、元々は「自然現象そのもの」であるので、それを探求することそのものにおいては、客観性というのは存在していません。
統計的な計算や立証可能な法則を用いて、数学を「使う」世界というのは、より客観的な視野が求められる世界ですが、純粋な数字による法則や、幾何学のロジックのみで生まれる世界を「探る」世界は、また別の世界にあたります。
「数学の探求をすること」というのは、「不思議な世界への探求」なのです。
また、ヌーソロジーで重要視している、「素粒子の構造」や数学的な「ミクロの世界」というものも、奥が深いものなのではないかと思います。
「無理数」や「虚数」や「微分」などが大きく絡む数学の世界は、それらが絡まない「実用の為の数学」というのよりも、大きく違った性質を持っていて、「探る」世界としての性質が強いのではないかと思います。
真理探究を好む数学者は、数学を通じて、「夜の世界」や「死後の世界」と言えるものと、交流をしているのではないかと思います。