・このテキストは、『樹』テキストの続きであり、ここでは『真理領域』と呼んでいる、「ケテル」「ホクマー」「ビナー」の三つのセフィラーが存在する、「元型界(アツィルト界)」の領域についてのテキストである。
・『真理領域』に関わる所について学ぶ時に、必ず認識しておくべきことは、およそ、『X.真理領域』にて述べた通りである。
・この領域の存在は、本質を捉えることも難しければ、扱いも難しく、意識をフォーカスさせるのも難しい。
・通常の領域とは違うという、「差異」を意識した方が良い。
・逆に言うと、扱いは難しいが、パワーはそれだけ強い。意識の発生基盤となっている場所であるので、より根源的な真理に近い力を、自分に流すことができる。
・また、ここについて書いてある書物には、真実とは誤りがあることが多い。
それだけ、人間の世界、空間、自我の感覚とは、かけ離れた領域であり、解読が難しく、また、言語などによる表現の説明も難しい。
・あくまで、「はっきりしたことは分かり難いが、書いておく」という名目で、述べておく。
・ひとまず、ここの領域は、扱いと解読が難しいということ。
・扱いに失敗すると、理解の迷走や、力の暴走のようなことが起きるということ。
・それ以前の段階を踏んでいる方が、その扱いと理解が安定するということだけ、押さえておいて欲しい。
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