完成度の高い宇宙論としてのヌーソロジー

 それから、ヌーソロジーは「変換人型ゲシュタルトの構築」が主な課題でありながらも、そこから精神世界の仕組みが分かってくるという面白みがあります。

 ヌーソロジー以外の「宇宙論」というと、西洋だとユダヤ神秘主義にルーツがある「カバラ」 とか、古代ギリシャにルーツがある「ヘルメス文書」などが有名だし、東洋だと「陰陽論」とか「五行理論」に基づくものが伝えられています。

 それから、近代以降だと19世紀にヘレナ・P・ブラヴァツキーが残したものとか、20世紀にゲオルギイ・グルジエフルドルフ・シュタイナー が残したものとかがあります。
 インド哲学とかを掘り下げると出てくるものもあるかもしれないし、古今東西を探せば色んなものがあるかもしれません。
 西洋の占術とか東洋の占術とか、一種の占術も古代の宇宙論から派生して出来ているものです。

 こうした宇宙論には「精神世界」を解明するための膨大な知識があります。

 ヌーソロジーもまた、この世界を解明するための宇宙論として、すごく深い所まで幅広い情報を持っていて、膨大な知識の宝庫のようになっています。
 自分(Raimu)にとっても、これが完成度の高い宇宙論として非常にやり応えのあるものだったので、そういうものが好きな人にも向いていると思います。
(カバラとか西洋産のものと違って原文が日本語で書かれていますし・・・!)

 そんでもって、膨大な宇宙論の全貌の中でも、とりあえず必要そうな部分を簡潔にまとめたのが、『Raimuのヌーソロジー入門』の中にある『ヌーソロジー基本概要』の章になります。