冥王星のオコツトのノリ

 チャネリングソースとして、半田広宣さんの脳内で声が響いていたであろう『冥王星オコツト』は色々なことを言っていました。

 その内容は、書籍『2013:人類が神を見る日』と『2013:シリウス革命』に書かれているか、昔は公開されていた『シリウス・ファイル』に書かれています。

 『シリウス・ファイル』の内容の断片をTwitter上で流しているオコツト情報原文bot というTwitterのbotもあります。(というか自分が作りました)

◆オコツト情報原文botさん (@ocotsource_bot) / Twitter

 書籍『2013:人類が神を見る日』によると、オコツトは「全宇宙的にはもうすぐ太陽系に大きな変動が起きて、新しい太陽系の創造が行われる時期が来るから、地球人もそれにともない意識進化に向かって欲しい」的な趣旨のことを言っています。(実際の宇宙の話というより、どっちかというと意識世界とか精神世界での話です。)

 スピリチュアルの界隈では、「アセンション(次元上昇)」とか「意識進化」とか「霊的進化」についてが言われることが多く、オコツトが言っていることもその方針に割と近いと思います。

 チャネリングソース『日月神示』では、「もうじきミロクの世がやってくるから、身魂(みたま)磨きをせよ」的な趣旨のことが言われています。
 この「身魂磨き」というのは「霊的進化」に近い類のものです。
 「ミロクの世」とは・・・日月神示特有の言い方で「これからやってくる世の中」らしいです。
 現代は確かに大変な時代なので、何かが大きく変化するかもしれないのは分からないでもないと思います。

 チャネリングソース『バシャール』では、今の時代は特別大変だということは強調しないにせよ、「進化」という分野に関しては、「波動」とか「周波数」といったスピリチュアル特有のワードを元に説明しています。
 そこで、良い波動に移行していくための方法(ワクワクする行動・瞑想・イメージ・ヨガ・自然リズムの重視など色々)を伝えているし、その他にも色んな人のためになるような情報を伝えています。

 このように、色んなチャネリングソースが各々伝えるべきことを伝えているわけですが・・・
 思うに、この手のものは「言い方」が大事です。

 オコツトはとにかく「言い方」が特殊でした。
 日月神示は「神示」ということで恐れ多くも「神」を名乗るかのように語り継がれていますが、オコツトはあくまで「冥王星のオコツトです。」ということで名乗り出ました。

 冥王星がなんだかよく分からないとしても、それは地球の果てにある宇宙からのメッセージだったと言えるでしょう。
 我々はそれに従うべき立場というより、ただ「何だろうこれは。」と考えていくべき立場です。

 メッセージの内容も一貫してワケワカメな感じでした。
 あくまで抽象的なスタンスを貫いていて、抽象的なものを認識しようとする中に答えがあるかのような思想でした。

「ワタシハソンナコトヲイウモノデスガ キメルノハミナサンナノデ スキニシテクダサイ」
的なノリを感じるのが、『冥王星のオコツト』の特徴だと思います。
(これは自分(Raimu)の中にいる宇宙人の台詞かもしれませんが・・・?)

 そんな感じで、オコツトのキャラクター性も、ヌーソロジーの特徴になっている所だと思います。