ヌーソロジーをやる意義

 さて、ここで、ヌーソロジーをやる意義について述べますが、これまで上げた用語からは、壮大な世界観があり、これが、古来から伝わる、ありとあらゆる「神話」「哲学」「神秘学」「宗教的世界観」なども、同様のことを言っているのではないかと、それらの概念に通じている可能性を持っているわけです。
 例えば、『オリオン』は、西洋人が「神」と呼んでいるものだったり、東洋人が「道(タオ)」と呼んでいるものだったり、哲学者が「真理」だと言って目指すような、「イデア」領域にあるものと関係があったりします。
 『シリウス』は、『オリオン』から降り立った、多神教的な神様の領域のようなもので、『プレアデス』との中間にある、橋渡し役のようなものにあたります。
 『プレアデス』は、人間の世界であるので、「人間はどのような生活を営んでいけば良いのか?」ということに関しては、『プレアデス』の探求によって、果たしていけば良いということになります。

 こうしたものの探求において、ヌーソロジーは、『次元観察子』を用いる手段を提供しています。古来においては、こうした世界観を捉えるためには、「言葉」か、あるいは、「信仰」「瞑想」「ある特定の修行法」「魔術全般」「マントラ」「身体技法」「霊的な術」「芸術的な抽象表現」・・・などが用いられていました。
 ここで、ヌーソロジーの『次元観察子』を用いると、「幾何学」や「数学的概念」によって、それを捉えることができます。これが、科学的な知識とも統合しやすい、新たなる可能性を持っているわけです。
 特に、まずは、『トランスフォーマー型ゲシュタルト・ベーシックプログラム』で表現されているような、幾何学的な構造を捉えることが、重要なことにあたります。この中で説明されているような構造が、『反性質』の方向性を持ち、実際に、人間の精神を変容させる力を持っています。

 つまり、先に述べた、『オリオン』や『シリウス』や『プレアデス』に通じている、真理、世界観、精神の構造の理解を深めるために、「ヌーソロジー」を利用すれば良いということです。「ヌーソロジー」は、そうした理解を深めるための手段を、提供してるものにあたります。