「反転した空間」は、「虚空間」とも呼ばれ、「虚数」のある空間と言われています。
「虚数」とは、下記の式のように、二乗するとマイナスになる数字です。数学の世界では、iをつけて表されます。
普通の数字は「実数」と呼ばれますが、これは、中学数学の辺りで習う通り、二乗すると必ずプラスになる性質を持ちます。
「虚数」は、実数の世界では存在しない数ということになりますが、量子力学の世界なんかでは、その構造に必ず「虚数」が含まれています。
また、「タキオン」というものが虚数の空間にあると言われています。
「タキオン」とは、超光速の世界にあるだろうと言われている、未知の粒子です。書籍『2013:人類が神を見る日』に書かれていますが、オコツトが出てくる頃に、コウセンさんが自身の兄とともに、当初、研究していたものです。科学で解明されていないヒーリング効果もあり、タキオンを用いたアイテムなんかも作られています。
そもそも、コウセンさんは、「タキオン」に対するアプローチから、この「反転」のイメージを掴んだそうです。
『人間の外面』側へのアプローチの仕方には、様々な「虚数」を使ったアプローチがありますが、ひとまずは、虚数と関わり合いを持つという所だけ、押さえておいて欲しいです。