モノに潜むタマ(霊魂)

 ヌーソロジーでは、「物質は霊である」ということが言われています。
 特に、光子や電子や陽子などの「素粒子」と『次元観察子』、原子の創造と『大系観察子』などを絡めて考えると、それがより深く分かるようになっています。

 ところで、日本の古来の考え方として、「モノ」には「タマ」が宿るとされています。「タマ」とは「霊魂」のことです。
 これは、「妖怪」の起源でもあります。「モノ」の捉え方によって生まれた「霊」もとい「生き物のような概念」が、「妖怪」というものにあたります。

 ヌーソロジーの思考を使って、「反転」を行うと、対象となる「モノ」の中に入り込むことが出来ます。この時に、「モノ」に潜む「タマ」というのを感じ取ることができます。

 ヌーソロジーでは、「『奥行き』には「妖怪」が潜んでいる」なんてことも言われていますが、これは、「反転」に成功し、真の『奥行き』を見出して、対象となるモノを見た場合、そこで「モノ」から生まれた「妖怪」と出会うことができる、ということです。
 ヌーソロジーによって、「モノ」の捉え方を変えることは、こうした世界観へと、関わることでもあります。