ここで、女性が化粧をしている時の意識について考えてみます。これは、実は、『次元観察子ψ4』とかなり関わりが強いと見ることができます。
これは、まず、「鏡を見ている」というのが重要であり、化粧をする時の意識は、「鏡に映った自分」を見て、「それが綺麗に見られるように彩りをつける」という意識なので、極めて「ψ4」に密接に近い行為に該当します。
「鏡に映る自分」と「綺麗に見られるようにする意識」という所がポイントです。
それから、化粧の話に限らず、「綺麗に着飾る」という意識は、『次元観察子ψ4』に絡んでいることが多いです。
「ψ4」というのは、いくらか明るく華やかなイメージが浮かび上がってくるものですが、この明るいイメージというのは、恐らくそこから来ています。
この明るいイメージの中の世界を生きることが、ラカンの言う「想像界」を生きることに該当します。
恐らく、そうした意識と逆の方向性にあたるのが、男性の持つ「研究」の意識ではないかと思われます。
男の持つ性質としては、技術や理論を徹底的に追求するのが得意で、見た目はそんなに気にしない…というのがメジャーなのではないかと思われます。
これは、「象徴界」を生きることに関係しているのではないかと思います。
「ψ3〜ψ4」においては、こういう面だと女性が『人間の内面』寄りということになりますが、何処かでバランスが取れているものだと思います。
むしろ、女性は普段が『人間の外面』寄りだからこそ、こうしてバランスを取るものなのかもしれません。