ここで説明をした、『人間の外面』と『人間の内面』についてが分かり、『次元観察子ψ3』と『次元観察子ψ4』の関係を正しく掴むと、「『主体』が前側」にあり、「『客体』が後ろ側」にあるということ、そして、「自分達が3次元空間だと思っているものは、後ろ側にある」ということが分かってきます。
　人間は普段は、「3次元空間」は前側で、「自分の主体（自分が自分だと思ってるもの）」は、モノの手前側にあるものだと思っています。しかし、それとは逆のゲシュタルトに気付くことになります。

　また、人間は、一般的には「物質空間」を「外在的なもの」として捉え、「精神世界」を「内在的なもの」として捉えています。しかし、ヌーソロジーでは、「物質空間」は「作られた『内面』」として、「精神世界」は「目の前に広がる『外面』」として捉えます。ここにも、通常とは逆のゲシュタルトがあり、その見方が分かってくるようになります。
　同様に、今までは「見える世界」が「物質空間」で、「見えない世界」が「精神世界」として捉えていたけれど、ヌーソロジーでは逆に、「見える世界」が『人間の外面』なので「精神世界」であり、「見えない世界」が『人間の内面』なので「物質空間」である、と捉える視点が目覚めていきます。

　ヌーソロジーでは、このことを『位置の交換』と呼びます。
　ヌーソロジー的な高次元参入のスタートとして、この『位置の交換』という変革が出てきます。