『次元観察子ψ4』のある「後ろ」というのは、正確には、「観測者がモノを見たときの、モノの手前側の空間」にあたります。つまり、「モノより(手前方向へ)後ろ」です。
ただ、『人間の外面』からの視点では、「観測者」と「モノ」との間に、「距離」など皆無に等しいということになるので、「観測者より後ろ」でも、距離的にはほとんど一緒ということになります。しかし、正確には「モノより後ろ」です。
一般的には、人間がモノを見た時、あるいは対象を見た時は、そのモノと自分との間には、やはり『幅』があるものとして見ています。これも『付帯質』でのモノの見方ということになります。
『精神』での見方であると、「モノ」と「観測者」との間には『幅』は存在せず、ただ『奥行き』しか存在しません。むしろ、観測者が、モノの中に入り込むイメージ・・・、あるいは、モノがめくれていくイメージ・・・、などが見えてくると、だんだんと、ψ3とψ4の双方が分かってくるようになると思います。