おさらいになりますが、ψ3の次はψ4の発見です。
『ψ3』は、『主体』が作るとされますが、『ψ4』は、『客体』が作るとされています。なので、まず、『客体』の位置を把握する必要があります。
図のように、『ψ3』を作る『主体』は、「前」側の無限遠点にあるのに対し、『ψ4』を作る『客体』は 「後ろ」側の無限遠点にあります。それも、『主体』が始めから前にあるかのように存在するのと同様に、『客体』もまた、始めから後ろにあるかのように存在します。
これは、ψ3を掴み、「『主体』が始めからある」という感覚を掴んで、さらにそれが定着していると、掴みやすいです。
また、それは『人間の内面』側にあります。復習すると、図の白い部分が、『人間の内面』にあたり、黒い部分は『人間の外面』にあたります。
それぞれ、「人間の内面に客体がある」「人間の外面に主体がある」という構造になっているので、ここの所を押さえておきましょう。