ψ4
を形成する『客体』を見つけるには、「主体側からみた世界」というのを、見る必要があります。
そのイメージの例として、「フラフープ場につけたカメラ」というのがあります。
図のように、フラフープにカメラを取り付けます。そして、対象を「カメラ」とおきます。
ちなみにこの時、『人間の外面』を見る感覚で、「カメラ」を見たとき、自分から向かって「カメラ」の方向の無限遠点先に、『主体』があるはずです。
次に、対象である「カメラ」から、自分を見たとき、どうなるかをイメージします。
以下、動画を紹介します。
「自分」の周りを「カメラ」が周っているのではなく、「カメラ」の周りを「自分」が周っているという景色です。
この動画において、「カメラにとっての前」の無限遠点先に、『客体』が存在します。
そして、それは、自分にとっては、「後ろ」に該当します。
この「カメラ」は、様々な光景を映し出します。そして、ヌーソロジー的には、人間は、このような光景から、「3次元空間のイメージ」を作っているとされています。ψ3〜ψ4においては、この「3次元空間のイメージ」が、『人間の内面』にあるとされ、それが、3次元空間のゲシュタルトを作り出していると言われています。
これは、ヌーソロジーにおける、「円の中心」と「円周」の関係にもなっています。自分の周りをカメラが回っていると捉えるという視点と、カメラの周りを自分が回っていると捉えるという視点です。このように、ψ3とψ4を掴むには、この双方の構造も掴む必要があります。