4次元式ヴィパッサナー(観)瞑想

 次に、『4次元式ヴィパッサナー(観)瞑想』についてである。
 これは、『4次元式サマタ(止)瞑想』の次に行うものであり、『ヴィパッサナー(観)』の意味は、そのまま「観察する」ということである。

 また、先の図を用いて、まずは『4次元式サマタ(止)瞑想』に集中する。

 次に、そこから「・」の手前方向を意識し、3方向の矢印を含む、視野全体を観るようにする。
 
そして、そのまま、この世界で起きていることを「ただ感じる」ようにする。
 また、この世界を「観る」ということは、時間の流れを「観る」ということであることも、少し意識してもらいたい。

 『4次元式ヴィパッサナー(観)瞑想』の説明は以上である。
 あとは、先ほどと同様に「天台小止観」で言われていることを押さえておいてもらいたい。
 


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