『ヌーソロジー宇宙学 VS シュタイナー神秘学』というイベントが
2014年7月20日に東京で行われます。
当然、自分も、参加する予定です。
ここで、自分のシュタイナーに対する見識というか、
関わりについて書いておきます。
まず、ざっくりと、高校時代に「シュタイナー教育」なるものがあるということを耳にしていて、
その概要なんかは軽く押さえていました。
大学の前半あたりで、「シュタイナー教育」についてもう少し掘り下げたり、
シュタイナーは学者でありながら霊能者で、
万能な能力を発揮して活躍していた人だというのを、
知っていくことになりました。
シュタイナーを本格的に読み始めたのは、大学の後半のあたりで、
代表書籍と思われる『神秘学概論』と『いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか』は、
とりあえず読み通しました。
これは一応、「内容を把握した」って感じで、
人智学の考え方と方向性は掴んだというか、
分かる所と分からない所を把握したというか、
使えそうな所を押さえたというか、そんな感じです。
まだ理解できてない所があるまま、本棚に閉まってあります。
特に、『神秘学概論』の惑星期の話なんかは、
「これは凄く難しいな・・・、ヌーソロジーでいうと大系観察子ぐらい難しいのでは?」と判断するなりして、
保留にしている箇所だったりします。
それから、健康について気になったので、『健康と食事』を読んだり、
色について気になったので、『色彩の本質・色彩の秘密』を読んだり、
瞑想用の文章について気になったので『瞑想と祈りの言葉』を読んだりしました。
特に、『健康と食事』は今でも実生活に役立ってる気がするので、良かったと思います。
自分は、牛乳やチーズなどの乳製品と相性が良い人間なんですが、
積極的に採るようになったのも、この本の影響な気がします。
それから、ヌーソロジーで『悪の秘儀』が話題になっていたので、
『悪の秘儀』を買うなどします。
これも、「アーリマン」「ルシファー」「キリスト」の意識があるというのは押さえておきましたが、
全部を読んで理解できたわけではないと思います。
シュタイナーは、あまりに核心を突き過ぎて難しい分野を扱っているせいなのか、
とてもじゃないけど理解できない箇所が多いので、
「使える所は使っておく」というアプローチで、
扱っている人が多いのではないか?と思います。
あと、シュタイナーの言う「霊界参入」と、ヌーソロジーの「意識をシリウス領域へ」というのは、
方向性としては同じと思われるもので、
その際、シュタイナーは「優れた精神性」の重要性を説いていたんですが、
ヌーソロジーはそういうのが無いのが特徴です。
これは、コウセンさんが説教くさい言い方が好きでないというのと、
オコツトとコウセンさんの、性格と方針がそうだからなんだと思います。
自分もそういう感じの良さは好きなんですが、
「精神性」というのも重要でないわけではないので、
その辺を訴えておくために、「シュタイナー」との接合なんかもいるかもしれません。