『チ。―地球の運動について―』という漫画が面白いのでそれの紹介です。
この漫画の主題となるテーマは「地動説」。
ガリレオ・ガリレイが17世紀に地動説が正しいことを主張していて、
ローマ・カトリック教会からの異端審問と戦っていたのが有名な話です。
ガリレオも地動説発祥からぼちぼち後の人物であり、
既に16世紀初めにはコペルニクスが地動説を研究をしていて、
コペルニクスの直接の弟子レティクスや、ヨハネス・ケプラーなどが後を追っていて、
そんな中でも特に有名になったのがガリレオでした。
ただ、ガリレオの裁判が厳しい状況だったように、
基本的にキリスト教が天動説を信じてる中で異教を唱えるのは命がけだった時代がありました。
これはそんな時代の話です。
この作品の面白さは・・・とりあえず1話と2話が公式で無料公開なのでそれを読もう!に尽きます。
◆魚豊「チ。ー地球の運動についてー」 | ビッグコミックBROS.NET(ビッグコミックブロス)|小学館
人類がクソおっきい岩を動かす話 1 pic.twitter.com/BzOx6soMx0
— 魚豊 「チ。地球の運動について」「ようこそ!FACTへ」「ひゃくえむ」 (@uotouoto) December 11, 2020
内容的に万人受けかどうかは怪しいです。登場人物にはだいたい狂気を感じます。
ただ、個人的には登場人物の気持ちがほとんど分かるというぐらい感性が合ってます。
自分はそういう類の人間なのか・・・
現代は、地動説がむしろ当たり前すぎる時代であり、
逆に天動説的な視点がまた新たに必要な局面になっていますが・・・
地動説についてもまたダイレクトに面白いテーマなのでオススメです。