Twitterで前々からの知り合いのなつうまれさん(@natsu0371)が新しい書籍を出しました。
タイトルは『奥行きに出会う旅』ということでヌーソロジーに関するもので、
主な内容に「なつうまれさんのスピリチュアルな体験談」や「ヌーソロジーとの関わりについて」などがあります。
Kindle形式の電子書籍なので、
スマホやタブレット端末、パソコンなどで読むことができます。
なつうまれというのはTwitterネームで、
他には「natsu☆」とか「夏☆」といった名前があるようです。
ちなみに、自分も2016年に始めて
Kindle形式の電子書籍として『4次元思想とフラットランド』を出しました。
自分も書いたことがあるから分かるんですが、
Kindleであれば本当に簡単に出版することができるんですよね。
なつうまれさんは自分が実際に会ったことがある人で、
確か2020年11月7日に、イベントバーエデン池袋本店で開催したヌーソロジーバーに来てくれたのが初めてで、他にも別の集まりがあった時にもお会いしました。
2回とも娘さんと一緒にいました。
(この娘さんもなかなか特別な存在らしく、natanさんのヌーソロジーブログの影響で意識が変わった体験をしたそうです。)
そんな知人の書いた本ということで読むっきゃない!
ということで早速読んで、
とても読み応えあるもので良かったです。
その感想と内容についてを書いていこうと思います。
第一部
「奥行きに出会う旅」というタイトル。
基本的にエッセイみたいな体験談です。
まず、「どういう女の子として地球に生まれついたか」の話や、
どういう感覚で幼少期を過ごしてきたかについてが書かれています。
なんというか生まれつきの霊媒体質のようで、
不思議な霊能体験が多数あるようでした。
あと、親との関係も良いものではなかったので、大変な苦労があったようでした。
エッセイなので、人生で感じたことを思うがままに書いているものですが、
粗削りながらも、こういうテキストは電子書籍と相性が良く、
電子書籍エッセイというものの可能性を感じました。
もっと流行っても良いかもしれません。
それから、ヌーソロジーとの出会いの話になったりとか、
娘さんとの出会いの話になったりとか、
(娘さんと会うには旦那さんが必要なのでその話になったりとか)
幼少期から子育て以降のことまで書いてあります。
ほんとに色々あったのだなぁと思える内容で、
その体験からヌーソロジーの学びにも繋がってくるようになります。
特別編
ここで、ちょっと脱線して娘さんの話になります。
というか、ここで娘さん(maria)が直々に書いたテキストになります。
タイトルは「娘マリアの奥行き発見」。
mariaさんも繊細で他者目線を気にしやすい感情を生まれつき持っているようで、
そうした自身の気持ちについてが書かれていました。
それから、natanさんのヌーソロジーブログを読むことで特別な気付きがあり、
他者の影響を受けやすい意識が変わっていった話と、
そのブログの内容をノートにまとめて集中的に学習してた話が書かれていました。
その話自体は前々から聞いていましたが、詳細が書かれていました。なるほど。すごい。
こういう体験談の話も貴重なのでとても良かったです。
natanさんのブログと、ヌーソロジーの可能性について改めて感じました。
第二部
「ヌーソロジーから学んだこと」がタイトル。
スピリチュアルやサイキックな世界で長いこと過ごしてきたけど、
その能力を十分に発揮することができなかった中で、
ヌーソロジーに出会って変わっていった話があります。
映画『マトリックス』の話や、
ヌーソロジー的な「アトランティス時代」の解釈の話なども絡めて、
ヌーソロジーを学習することでどういう風に人生が変わっていったのか、実体験ベースで書かれています。
こういう実体験ベースのヌーソロジーの話は珍しいので、とても面白かったです。
あと、ヌーソロジーにも通じた「グラウンディング」のコツや、
ヒーリングの仕事でクライアントと接するコツなどもあって、とても有用なことも書かれていました。
第三部
「ヒーリングセッション」というタイトル。
なつうまれさんはヒーリングの仕事をしているプロなので、
ヒーリングについてあれこれが書いてありました。
ヌーソロジーを応用したヒーリング技法についても書かれています。
カタカムナの使い方まで書かれていました。
他にも、様々なヒーリングスタイルについて。
「オーリングテスト」「浄霊ヒーリング」「ブロック解除」「ブループリントの発見」・・・など。
その他、ヒーリングの使い方について色々が書かれていました。
ヒーリングはサイキックの基本でもあるので、
自分が書いた『サイキックの研究と分析』的にも興味深い内容でした。
感想
以上のように色んな内容があったので読み応えがありました!
自分が思うに、スピリチュアルやサイキックに従事する人は他者化する人が多いです。
なつうまれさんもずっと際どい所にいたみたいですが、
どうにか葛藤の末に答えを導き出して進んでいるようでした。
だからこそ、同じく他者化してる人へのメッセージが通じやすいんだと思います。
(自分はそういう長所があんまりないのですごいと思います。)
書籍の中にあった「他者はコントロールできない」という言葉。
この辺はヌーソロジーにおいても重要で核心的な所だと言えるでしょう。
あと、「神の領域には善悪という概念はない」というのも基本で、
シリウスの世界に通じたスピリチュアルを理解するためにはその原則が重要です。
なつうまれさんと実際にお会いして、
ちょっと危うそうな所もある人なのかな?と思ったこともありましたけど、
ちゃんとした考えで動いてる人で良かったと思います。
優れたヒーリング能力と、ヌーソロジーによる確かな考え方、Kindle出版という新しい試み。
とても良いものだと思いました。
これからもご活躍をお祈りしております。