自分はこれまで、ヌーソロジーの研究とか、リアル魔法使い研究というのを書いたりとか、
色々とやってきましたが、
自分がこれまでやってきた知識・経験を踏まえて、
『サイキック(超能力)』というものはどういう原理で起きるのか?
ということについて、仮説理論みたいのを立てつつ説明したい・・・ということで、
「サイキックの研究と分析」というテーマで、
ブログでテキストを書いていきます。
不定期連載『サイキックの研究と分析』シリーズの開幕です。
このシリーズは長くなるかもしれないので、
なるべく退屈しないような内容にしたいです。
よろしくお願いします。
・・・というわけで、早速「サイキックとは何か?」というタイトルのものを始めます。
◆◇サイキック(超能力)とは何か?◆◇
まず、「サイキック」とは何なのか?
サイキックと超能力はほとんど同義なので、ここではサイキック=超能力として扱います。
それは、科学で証明できないような不思議な力だったり、
日本語で「超能力」と言ったら、
人間を超えてるかのような超上的な能力が該当するということになります。
Wikipediaを参照してみると・・・
「通常の人間にはできないことを実現できる特殊な能力のこと。
今日の科学では合理的に説明できない超自然な能力を指すための名称」…などと書かれていますが、
突き詰めるとインドの聖人の能力とか、仏教の神通力とかも該当してきます。
こういう類の不思議なものは、古今東西の文化を追いかけてみると結構あって、
エジプトやらマヤやらメソポタミアやら中国やら、
古代とか異文化キリなく追うと、その種類もキリなく出てくるものですが・・・
「サイキック」という英語の言葉が生まれるのは、
イギリスやアメリカといった英語圏が中心となるため、
いわゆる現代の超能力のイメージは、西洋が作り上げたものがメインということになります。
「西洋」という舞台は「科学」の発祥であると同時に、
スピリチュアルやオカルトのベースとなる、
「神秘主義」や「魔術」の文化を影で持ってる国でもあります。
西洋にある魔術や神秘主義のルーツを突き詰めると、
大体「エジプト」に行き着くようになります。
この手のルーツは、ペルシャとかインドとかから伝わっているものもありますが、
エジプトから「ギリシャ」に伝わり、
それがルネサンス期のあたりでヨーロッパで復興され、
そこからイギリスやアメリカにも伝わって流行るなど、
「エジプト⇒ギリシャ⇒ヨーロッパ⇒イギリス・アメリカ」のルートは結構濃厚です。
エジプトは凄い。
サイエンスフィクション化する超能力
こうした不思議な文化自体は古今東西・・・紀元前まで遡る古代からありましたが、
近代に入って「科学」が登場してくるにつれ、
それを元にした新しいファンタジーやフィクション
・・・サイエンス・フィクション・・・いわゆるも「SF」が出てくるようになり、
「超能力」もそれらの文化と融合し、さらにはアメリカ・イギリス的なポップカルチャーやエンターテイメントでもネタにされるようになってくるわけです。
ここで、エンターテイメント向きである、
「ファンタジーとしての超能力」というのもここで出てくるようになります。
そうした中で、本格的だったりエンターテイメント的だったりする「超能力者」と呼ばれるような人物・・・「エドガー・ケイシー」「ユリ・ゲラー」「ハリー・フーディーニ」・・・といった、
「超能力者」と呼ばれるような人物も出てくるようになります。
全部、ポケモンの元ネタになってます。
現代で俗に言われる超能力のイメージは、
そうやってポップに「超能力」というコンテンツを扱っているうちにいつの間にか出てきたということになります。
現代で「超能力」というと「ファンタジーとしての超能力」が主流という側面が強いです。
超能力が出てくるファンタジー作品・・・というのを上げていくと、恐らくキリがないです。
各自で好きなものを連想してみてください。
好きなものを挙げると世代がバレる話題でもありますが・・・
自分が連想するのは、任天堂のゲーム「MOTHER」のシリーズに出てくる「PSI」です。
このゲームはRPGですが、ドラクエの「呪文」の代替のように
「PSI」というサイキック技が出てきます。
PKファイヤー、PKフリーズ、PKヒーリング、PKフラッシュ、PKテレポート・・・と、種類は様々です。
そもそも、MOTHER自体がアメリカの超能力ブームを元ネタにしてるようなものなので、
これこそ、超能力の派生物と言える作品です。
※余談だけど、ニコニコ静画で有志で描かれたMOTHERの漫画が面白いです。
あと、「超能力」ネタのものといえば、
世界的なメジャーな所だと「スターウォーズ」あたりが一番?
ここで出てくる「フォース」という力も超能力とほぼ同義になります。
これらの作品で共通して言えるのは「陰謀を企む強大な悪役」がいることで、
そして、それに対抗する力として「超能力」があります。
こうしたストーリーも「超能力」の在り方を示していると言えるかもしれません。
■次へ