最近、西洋占星術の中級ぐらいのスキルもしっかり身につき、
ちょいちょい占いもできるようになった自分です。
そんなわけで「星が読めるやつ」の端くれになったので、
「令和元年」のホロスコープというのを
せっかくなので読んでみることにします。
そもそも「ホロスコープ」って何なのか?っていうと、
ある時点での星の配置(主に10の惑星と星座の位置関係を中心に見る)のことを言います。
生まれた時の星の配置でその人の性格などを読むのが、
いわゆる「出生図占い」になりますが、
それと同様に、
どんなものでも「開始」した時点での星の配置は、
何かしら意味のあるものである・・・と、西洋占星術では捉えます。
そんなわけで「令和に切り替わった時点」でのホロスコープを見てみます。
以上がホロスコープです。
算出アプリはプロの人もよく使ってると聞く『Astro Gold』。
数字を記したので一つ一つみていきましょう。
①まず、太陽の位置は牡牛座の位置にあります。
牡牛座は地属性の星座の一つであり、
地属性ということで地に足つける方向性なわけですが、
なかでも牡牛座は「豊かで楽しくなると良いな」な方向性を持ちます。
太陽は「目的」を表し、全体の中心的なものが表れてるので、
まず読み取れるのがそれってことです。
②を見てみると、「アセンダント」と呼ばれるものが山羊座にあります。
山羊座も地属性です。
そんでもって「アセンダント」は、
「周りからみたらこんな感じになるよ」というのが出て、
これも基本の方向性が表れてくるものです。
山羊座はとりあえず真面目なやつってことだと説明しときましょう。
③を見てみましょう。
これは「ハウス」と呼ばれるもので「2」とあります。
細かい説明は省略しますが、
ここに惑星が3つあるので、
「なんかお金とかを貯えたいな」という意志を感じます。
①②③を総合してみると、
まずは「そこそこ真面目にやりながらお金とかを貯えたい」
という意志が読み取れると思います。
さて、次に一転して④を見ましょう。
月が魚座で、月と海王星が近い位置にあります。
これは結構変わってます。
どう変わってるかというと、そこそこスピリチュアルな匂いがします。
感情の動きを表す月に、
海王星という夢と幻想の世界へいざなう星があるので・・・
「太陽」的な目的意識では牡牛座的に「豊かになりたい」と思う一方で、
感情の動きは、幻想の世界へと行きたいという欲求があります。
次に⑤で、射手座の木星が、④にあるものと90度になってます。
これによって、哲学・宗教の世界と、
先ほどの「幻想の世界へと行きたい」が合わさって、
どちらかが過剰になることによって一波乱があるでしょう。
さらに⑥で、双子座の火星が、
④と90度に、⑤と180度になってます。
双子座の火星はなんなのでしょう?
火星は戦いを表しますが、現代ではビジネスや競争も結構絡んでます。
双子座の火星は「経済の動き」や「メディアの動き」と
結構かかわりが深そうなので、
これまたその辺が絡んで一波乱が起きそうなのが出てます。
さて、⑦を見てみましょう。
これもまた別の意味で一波乱ありそうなのが出てます。
土星と冥王星が近い位置にあります。
土星は「古くからの権威や伝統」と関わることが多いです。
そんでもって、冥王星の力は「破壊と再生」です。
つまり、「古くからの権威や伝統の破壊と再生」の相がここに出てます。
3度違いなんで、強さはぼちぼちでしょう。
1度違いとかだったらもっとやばかったです。
まぁ、そもそも土星と冥王星は速度が遅いので、
ここ最近はしばらく近い位置にあったってことなんですが、
重要なのが、アセンダントの②に近い位置にあるということです。
これにより、土星と冥王星の強烈な作用が、
「いつも真面目に活躍しようとしてる時」に、
降りかかってきやすいということです。
特に、土星より冥王星の方が②に近いです。
これもまた一波乱がありそうと読めます。
あと、⑧を見るとMCが蠍座になってて、
蠍座の守護星は冥王星なので、
やっぱり冥王星とは縁が強そうです。
⑨を見ると牡羊座の水星があって、
しかもそれが⑦と90度になってます。
これまた、学術方面?とかで一波乱ありそうです。
学校や教育の分野で一波乱あるかもしれないし、
経済やビジネスの分野とかでも一波乱あるかもしれません。
最後に、⑩を見ると、
ハウスの「3」に太陽、水星、天王星の3つの惑星があります。
ハウスの3は言語による情報伝達が絡んでるものなので、
知識を伝えようとする教育の分野とか、
IT・テクノロジーをフル活用した情報発信とかに、
時代の関心が行くというのが表れてると思います。
・・・以上です。
もっと詳しく書くと色々と言えそうですが・・・
とりあえずこれくらいにしておきます。
そんなわけで、総合すると、
「地に足つけたり、お金を貯めたりしていきたいけど、周りでとんでもない出来事がけっこう起きるし巻き込まれる」って感じになりました。
スクエア(90度)とかオポジション(180度)って角度が多いのはなかなか厄介で、
「片方を抑圧してトラブルを押さえる」こともあれば、
「一気に抑圧したものが出てきてトラブルが起きる」こともあります。
それに加えて、冥王星が絡んでくることにより、
さらに激しいことになるかもしれません。
ただ、多様性に富んだ内容のトラブルによって、
多様性に富んだ気づきにも発展していく流れにもなりそうです。
それが、令和時代に起きる革命だ、と捉えることもできると思います。
発表時点でのホロスコープ
さて、追加で、
「令和」という元号が発表された時点のホロスコープも見てみます。
4/1の11:30予定で、確か10分か11分ぐらい遅れました。
これも国民の注目が集まるタイミングだったと思います。
発表時点を読み取るとなにが分かるのか?についてですが、
「令和はこんな時代になる」というのとは厳密に違うので、
恐らく「令和という名称が世間でどう扱われていくのか」
で解釈すると良いんじゃないかな?と思います。
以下がホロスコープになります。
簡単に言うと、
「表面的には和やかだけど、性格は破天荒」なのが出ました。
①まず、4月に発表したこともあり、太陽星座は牡羊座になります。
それだけでなく、MCも牡羊座になっていて、
太陽星座が非常に近いです。
これは、色んなのに挑戦して新しい風を起こすような役割になります。
月が水瓶座なんで、これも新しい風を起こしって感じになります。
「表面的には和やか」っていうのは
②のアセンダントが蟹座にあるということで見ました。
蟹座はまぁまぁ家庭的で大衆的で、気づかいとか上手い人…と言えます。
「和」と言えば「和」なんじゃないか?と思います。
③の所を見るとちょっと面白くて、
オカルト・スピリチュアルを表す海王星と、
言語伝達を表す水星が近い位置にあるので、
陰謀論とかで色んな噂が立ちそうな所?
と言える気がします。
全体的に、「令和」という名称で
意表を突かれた感じはこれで当たってるのでは?と思います。
そんでもって、ここが面白いな・・・と自分が思ったのは、
あれの発表の予定は11:30だったのに、微妙に遅れて11:41ぐらいになったことです。
これが遅れることによってどうなったのかというと・・・
もし、11:30だったら、牡羊座にあるMCと太陽が、もうちょい離れてました。
つまり、10分ぐらい遅れることにより、「破天荒で挑戦的なことが役割であり目的」という力が強まることになりました。
こういう現象があると、やっぱりこの時点のシンクロニシティの重要性みたいのを感じます。
「令和」についての個人的な感想
以上。令和のホロスコープについてでした。
最後に「令和」って名前についての自分の感想ですけど、
命令の「令」に近い所は妙に引っかかるし、
「令」がフリーメーソンのマークの形に似ているとかいう説もあり、
今後もそういうことを言う人が出てくるんじゃないか?と思います。
とはいえ、響きは良いものだと思うし、
「令和」の「令」は、万葉集の「令月」の「令」ってことにすれば、
良いんじゃないかな?と、
むしろ、個人的にはこれ以上のがなかなか無いというぐらい
良い気がしてきたので、
とりあえずそう思っておくことにします。
「令和」の時代は良い時代に、
それもなんか変わった感じのことが起きる時代になると良いと思います。