不定期連載『サイキックの研究と分析』シリーズ。 記事一覧はこちら。
これまで、『量子力学と素粒子について色々』の章では、
万物を構成する「素粒子」は、「粒」であり「波」でもある性質を持つということを書いていき、
『素粒子から導けるサイキック仮説』の章では、
「波の世界」と「物質の世界」という二つの世界があることを前提に、
サイキックについて説明していきました。
『精神世界と魔術や魔法』の章では、
「精神世界」や「魔術や魔法」といったジャンルについて改めて考えてみる必要があったため、
それについて書いていきました。
今回からは『サイキックの法則いろいろ』という章に移り、
「波の世界」と「物質の世界」の二つの世界があることを踏まえて、
サイキックで働く以下の法則について書いていくことにします。
・認知の法則
・確信の法則
・浄化の法則
・贈与の法則
・源泉の法則
・共鳴の法則
・変容の法則
・具現化の法則
・固執してしまうこと
・癒着してしまうこと
◆◇認知の法則◆◇
まずは『認知の法則』についてです。
これは、簡単に言うと「サイキックはまず認知しないと分からない」という法則になります。
『サイキックの研究と分析』的には、
サイキックは「ミクロ知覚」がスタートにあるということを以前に書きました。
この「ミクロ知覚」から、ちまたで「エーテル体」と呼ばれているものを知覚することにもつながってくるため、
まずは、そうしたものを「認知」したり、「体感」できるようになる必要があります。
また、こうした「ミクロ知覚」から入るものに限らず、
「感性」や「情動」から理解できるサイキックというのものあります。
(これは「アストラル体」と関係しています。)
それらが認知できた場合、
『サイキックの研究と分析』で説明しているような「波の世界」が分かるようになり、
そこで、「波の世界」の情報を受信したり、送信したりすることが、
意識的にできるようになるわけです。
このように、サイキックの世界が「分かる」ためには、
真面目に何かに取り組んでみる必要はあるし、
「身体」をそれに慣らしていく必要もあるわけです。
分かる人と分からない人との差異
また、サイキックを扱う時の感覚は「分からない人には分からない」ものでもあるから、
「分かる人」と「分からない人」とが言い争った場合、確執を生むものでもあります。
サイキックの感覚を「認知してる人」と「認知してない人」とでは、住む世界が違うぐらい、
発想が違ってくるわけです。
これも『認知の法則』の特徴になります。
そうなると、「分かる人」にとっての「分からない人」への配慮や、
「分からない人」にとっての「分かる人」への配慮・・・といったことも必要になってきます。
さらに、「分かる人」同士だったとしても、
「認知の仕方」もまた、人によって違うことがあります。
視覚重視、聴覚重視、触覚重視、直観で扱う者・・・など、
「認知の方法の違い」というのにも個人差があるため、
各自が「主観で捉えたこと」は、人によって違うということも考慮しなければなりません。
そもそも、通常は「物質の世界」に生きる我々が、
サイキックの世界を「認知」するということは、
「世界が広いということを認知すること」と同義であるため、
視点を広げることには誠実でいなければなりません。
だから、「分からない人の視点」や「自分と違う見え方がする人の視点」も、
「世界の広さ」として受け入れるべきことです。
このように、サイキックの道は「個人がそれぞれの認知を広げることによって、世界が広がるもの」であるということを、
まずは基本とするべきです。
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