新型コロナのワクチンは果たして効くのか!?
副作用のリスクがあるのに、効かないのなら打つ意味がないのか?!
コロナ禍が続いて様々な情報が出てきて混沌とする中、
ワクチン推進国であるイスラエルの感染状況が気になってきたので・・・
簡単なものですけど以下のものを作りました。
グラフはGoogleで[イスラエル 新型コロナ 感染]と検索すれば簡単に出せます。
そして、そこに付随する出来事のメモを追記しました。
「ワクチンは大して効果ない!」「むしろワクチンで感染が増えている!」
とか言ってる反ワクチン派の人もたまにいますけど・・・
イスラエルの状況に関して言えば、
デルタ株の感染力が驚異的なのと、接種後半年経過が近づくにつれてデルタ株に対する抵抗力が減ってきている、と読むのが妥当だと思います。
ワクチンの接種が開始されるのは、だいたい感染が増えてきてる時期だからそこは重なるようになっています。
なので「ワクチンによって感染が増えている!」論については鼻で笑っちゃって良いと思います。
このグラフを見るに、効果が出るのはだいたい50%以上の人が接種を完了してからのようですね。
(人口がほどほどなイスラエルの場合は三ヶ月ぐらいでそこに到達できる)
イスラエルの状況は今後も要注目ですが、
もし、変異株に対しては半年程度で効果が切れてくるとなると、
ワクチンの副作用のめんどくささや、少なくとも存在している死亡リスクに重篤リスク、それらのデメリットに対するメリットの兼ね合いがまた微妙になるので悩ましいです。
なんにせよ、どうにかして少ない犠牲でこの状況を乗り切らなければならないわけですね・・・
ちなみに、死亡者数のグラフは以下です。
死亡者数もだいたい感染者数と似てますが、最近の状況だと死亡数は感染者数と違ってピーク時と比べて半分ぐらい少ないです。
これを見て、ワクチンのおかげで重症化率が下がっていると読めるわけです。
日本の感染状況
日本の感染状況も気になってきたので作りました。
皆さん体験されてることでしょうが、
③と⑤の緊急事態宣言がズルズルと長引いてるのが大変ですね。
日本のワクチン普及率はまだ全体的に4割やっと行ったぐらいだし、
国民の自粛疲れに、オリンピック開催による外出ムードが流石に出てきて、
そこにデルタ株が入り込んできて大変なことになってる状況でしょうか?
イスラエルはワクチン普及率が5割以降になってから収束するぐらいの効果が出てきているので、
日本もそこまでいった後に変異株の感染がどこまでマシになるかが見どころでしょうか?
(しかしこのペースだとワクチンの効果切れが来る冬が恐いと言えますが・・・)
ちなみに、死亡者状況の方は以下です。
感染者数は前回ピーク時の4倍近いにも関わらず、死亡者は半分ぐらいになっているので、確かにこれはなかなかすごいです。
65歳以上の高齢者のワクチン接種率は9割近いからそっちは防げてることが考えられるのと、ワクチンによる抗体が重症化を抑えているなどの説があります。
なんにせよ良いことだと思います。