【連載】変換人型ゲシュタルト論

■変換人型ゲシュタルト論(16) ~表相の話とか、天球の話とか~

投稿日:2021年8月1日 更新日:

不定期連載『変換人型ゲシュタルト論』シリーズ。 記事一覧はこちら。


◆◇表相の話とか、天球の話とか◆◇

次元観察子ψ1~ψ2に関する話をもう少ししていこう。
それは『表相』という概念で説明されるものでもあるらしい。

これについては、書籍『2013:人類が神を見る日』を引用すると以下のように書かれている。

ただし、ψ1〜ψ2はもう一つ別の意味として解釈されることもある。それが本文の方にも何度か登場していた「表相」という概念である。表相とは、単純に言えば、ある角度から見た、対象の「見え姿」そのもののことをいう。

表相とは「ある角度から見た、対象の見え姿そのもののことをいう」であり、
それもψ1〜ψ2の世界にあるものと解釈されるらしい。

これについては、以前に紹介した「視点変換3Dルーム」に出てくる
Kitcat実験の図で説明すると分かりやすい。

■変換人型ゲシュタルト論(8) ~変換人型ゲシュタルトとは?(後編)~

「ある角度から自身が見ている、KitCat缶の姿」もまた、
ヌーソロジー的な『表相』と言えるわけである。

それから、「視点変換3Dルーム」で早速出てくる景色などもそうである。

我々にもこういった「世界を観測した景色」があって、
その景色は見ている人によって違う。
わりと当たり前な話だが、
ヌーソロジーの着実な理解はこうした常識からスタートする。
 

「天球」について

それから、次元観察子ψ1~ψ2の理解をもう少し深めるために占星術の話をしよう。
占星術には「天球」という概念がある。

今の天文学では「地動説」が当たり前となっているが、
昔は星が地球を中心に周っているようにしか見えなかったため、
「天動説」が当たり前となっていた。

そして、天動説的に夜空の星を見た場合、
その星の姿はものすごく大きな球に張り付いているように見えると認識しても、
別におかしい話ではない。

このように星の姿が張り付いていると仮定した球を「天球」という。

例えるなら、プラネタリウムで再現する星空もそうである。
あれは投影機から発した光をドーム状の天井の内側に設置された曲面スクリーンに映し出すことで、夜空の内容を再現している。
これはいわば「天球」の再現と同義となる。

つまり、天動説的に星をみた場合、そういう見方をすることができるということだ。

天動説的な世界とは、いわば、無限の大きさをした天球がこの世界を包んでいて、
そこに夜空が写っていたり、太陽のようにとても遠いものがあるという世界である。
こうした「マクロ世界」は次元観察子ψ2に該当する。

そして、天球が「次元観察子ψ2:マクロ」にあるのに対して、
その中の一点は「次元観察子ψ1:ミクロ」に該当するわけである。

ヌーソロジーでは「無限遠点」というワードが出てくるのだが、
一般的に「無限遠点」という言葉を使った場合、
この「天球」のように「無限の大きさをした球に張り付いている点」みたいなイメージとなるだろう。

しかしながら、ヌーソロジー的で出てくる「無限遠点」はそういう意味ではない。

それは「点」を中心に眺めると出てくるものであり、
人間型ゲシュタルトの中にあるものではない。
マクロ側にあるものではなく、どちらかというとミクロ側にあるものである。

それから、夜空の星には「北極星」と呼ばれるものがある。
これは「天球」が自転している中で、その回転の軸の中心にあって止まっているように見える星のことを言う。

このような「不動の点」の中に「無限遠点」があるので、
北極星はヌーソロジー的にも重要なものと言えるかもしれない。
 

ψ1~ψ2における意識進化の方向性

ここで、ノウスとノスの関係について思い出して欲しい。

ノウスとノスはそれぞれ奇数と偶数に対応していて、
次の次元へ進んでいくための鍵となるのは奇数側の概念ということだった。
つまり、次元観察子ψ1~ψ2においてはψ1であり、
「ψ1:ミクロ」に該当する方である。

したがって、ミクロ側のものが意識進化の鍵を持っていることを、
念頭に置いておこう。

 
以上。『2013:人類が神を見る日』では次元観察子ψ1~ψ2について、あとは以下のように書かれている。

このψ1〜ψ2の領域の本質は、実は、ここで説明したほど単純なものではないのだが、今の段階では、このくらいの説明で終わらせておいた方が無難だ。

実はもっともっと深いものらしいが、
ひとまずはこれぐらいの説明にしておいた方が無難とのことである。

というわけで、次は次元観察子ψ3~ψ4の話へと進んでいこう。
 

■変換人型ゲシュタルト論(17) ~プログラム1 次元観察子ψ3〜ψ4 位置の交換の対化~

2013:The Day God Sees God 人類が神を見る日 [ digital edition ]

ヌーソロジーをちゃんと学習するならこれ!
半田広宣さん初出版のものに加えて、
「変換人型ゲシュタルト」のレクチャーが付け足された代表書籍。
PDFのダウンロード版は1650円(税込)。

⇒NOOS ACADEMEIA ONLINE SHOPへ

 


-【連載】変換人型ゲシュタルト論

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

「変換人型ゲシュタルト論」シリーズ一旦休止宣言と、変換人型ゲシュタルトを理解するための情報

  『変換人型ゲシュタルト論』を現在(1)~(18)まで書きました。 「変換人型ゲシュタルト論」シリーズ、目次 (1)~(13)までは導入編と基礎知識編で、 (14)~(18)は変換人型ゲシュタルト本 …

「変換人型ゲシュタルト論」シリーズ、目次

  「連載」ということで書き続けている、 『変換人型ゲシュタルト論』シリーズの目次をここに載せておきます。 『変換人型ゲシュタルト論』は「Text for learning Noosology」とある …

ヌーソロジーと変換人型ゲシュタルトを学ぶ意義→他者への執着が治まることについて考える

『ヌーソロジー』を学ぶ意義とは何か? もとい、『変換人型ゲシュタルト』を理解する意義とは何か? 変換人型ゲシュタルトをマスターしているぐらいヌーソロジーに詳しい友人と ヌーソロジー話をしてた時にこの問 …

■変換人型ゲシュタルト論(8) ~変換人型ゲシュタルトとは?(後編)~

不定期連載『変換人型ゲシュタルト論』シリーズ。 記事一覧はこちら。 ◆◇変換人型ゲシュタルトとは?(後編)◆◇ 前編はこちら↓ ■変換人型ゲシュタルト論(7) ~変換人型ゲシュタルトとは?(前編)~ …

■変換人型ゲシュタルト論 ~はじめに~

こんにちは。 20歳ぐらいの時からヌーソロジーを学び初めて、 ヌーソロジー歴が10年以上になってきているRaimuです。 これから、ヌーソロジーテキストの新シリーズとして、 『変換人型ゲシュタルト論』 …

プロフィール

Author:Raimu

魔術・オカルト全般好きな理系。
サイキックの研究とか、占星術とか、
神秘と科学の考察的な、自分の好きなものを置いていきます。

詳しくはこちら

超能力や魔術の研究や、物理学・量子力学を絡めた解明を目的に、少しずつ書いていった連載記事。

2021年頃に始めたヌーソロジー学習用のテキストの新作。
哲学、シャーマニズム、数学、神学、古代文明、意識進化、オカルト・・・など色んなジャンルが絡んでくる内容のもので、これを読めば『ヌーソロジー』ってどんなものなのかがざっくりと分かるようになるはず。

『note』のテキストコンテンツとして執筆。社会不適合者が生き残るための考え方や知恵をテーマにしたテキスト。1~5でとりあえず一区切り。第1回目はこちら。

正式名称は『はじめての人でもホロスコープを自分で読めるようになるための記事』。西洋占星術で出した結果をある程度の所まで読めるようになることを目的とした記事。

半田広宣さん提唱の宇宙論・具体的イデア論と言われている『ヌーソロジー』。その基本から実践的な入門までを、自分なりに一通り説明したページ。

その他に作ったものはこちら。

『プロミテウス』というプログラミング学習用のブログを開設しました。
初心者向けの「プログラミング入門」がメインコンテンツになりますので、よろしくお願いします。

noteREQUで西洋占星術による鑑定を有料で受け付けています。生年月日と出生日時から占う命術鑑定です。
通常コースは4000円、簡易コースは2000円にて受け付けています。

Kindle本など。Amazonで買えます。
「佐道来夢」という名前で出してます。

書籍版Kindle版があり。
「4次元」とは何か?というのが主なテーマ。割と理系的な視点から「異世界」について探求していった本と言っても良いかもしれない。
『ヌーソロジー』の理解に必要な「4次元認識」の実践部分もあり。
詳細はこちら

書籍版Kindle版があり。
宇宙論『ヌーソロジー』の入門用。半田広宣さん監修の元、ヌーソロジーの主要な知識を押さえれるコンパクトなハンドブック。
「変換人生活のためのヒント」というテーマの書き下ろしテキストもあり。
詳細はこちら

書籍版Kindle版があり。
「リアルな魔法使い」とは何か?をテーマに、「目に見えないもの」との付き合い方や、その仕組みなどについて幅広く書いていった。オカルト的なことを実践していたり、関心のある人に読んでもらいたい本。
詳細はこちら

書籍版Kindle版があり。
ユング、フロイト、ラカンなどの「精神分析」のジャンルを、ヌーソロジーの概念を使って説明することを試みた「ヌーソロジー×精神分析」の本。精神分析の概念がゼロからでを分かるようにしつつ、ヌーソロジーの世界観の理解も深めることができる。
詳細はこちら

メイン⇒@raimu_23tm

占い関連⇒@raimu_23tm_thot

ヌーソロジーたん⇒@noosology_tan

アストロロジーたん⇒@astrology_tan