ルドルフ・シュタイナーの「瞑想と祈りの言葉」に書いてある、
喉のチャクラを開発すると言われる、8つのメッセージです。
思考的で思慮深い人のためのバイブルになりそうです。
無意識から思考を引き出すためにも必要な気がします。
一、思考に注意を払い、意味のあることのみを考える。自分の思考のなかで本質的なものと非本質的なもの、真理とたんなる意見とを区別する。人の話を聞くときには、思考と感情のなかで賛美と批判を断つ。
二、どのようなことでも根拠のある熟慮を経た上で決定する。思慮を欠いた行為、意味のない行為を避ける。共感と反感から独立した判断をおこなう。
三、意味のあることのみを話す。言葉のひとつひとつを思慮深くあらゆる角度から熟慮する。人の話を静かに傾聴する。
四、人を妨げることなく、いかにすれば全体の幸福、および永遠に適した行為をなしうるかを入念に考える。自分の行為が及ぼす作用をまえもって徹底的に考える。
五、自然と精神に適った生活を送り、外面的な祭事にとらわれず、不安やあわただしさをもたらすものを避ける。軽率なことをおこなわず、不精にならず、人生を高い目的にいたるための手段と見なして行為する。
六、自分の力でできることをなおざりにしない。日常と無常なものの彼方を見て、人間の最高の義務を自分の理想とする。
七、人生から可能なかぎり多くを学び、なにごとからも有益な経験を得るようにする。かつての体験を振り返って決意、実行する。
八、一定の時間に自分の内面を静観し、自己のなかに沈潜する。自己と語り合い、人生の原則を確認し、認識を思考のなかに通過させ、自分の義務を考え、人生の内容と目標を熟考し、本質的で不滅のものを見出し、それにふさわしい目標を立て、最高の目標に向かって努力する。
これは、仏教における『八正道』とも対応してるみたいです。
( 一 ⇒ 正見 , 二 ⇒ 正思惟 , 三 ⇒ 正語 , 四 ⇒ 正業 ,
五 ⇒ 正命 , 六 ⇒ 正精進 , 七 ⇒ 正念 , 八 ⇒ 正定 )