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『「山奥ニート」やってます。』という本を読んだ感想

投稿日:2020年10月3日 更新日:

今回は本の紹介と感想を書いていきます。
紹介するのは『「山奥ニート」やってます。』というタイトルの本。

著者は石井あらたという人ですが、
通称は「山奥ニート」@banashiと呼ばれていて、そっちの呼び名のが有名です。
年齢的には1988年生まれということで、自分ともかなり近いです。

山奥ニートさんについては、
以下のテキストでも紹介したことがあります。

◆社会不適合者の能力特化論 ~先駆者の人たち~

この人は、phaさん(@pha)や借金玉さん(@syakkin_dama)のように、
「社会不適合者」みたいな人として有名なので、
その流れで存在を知ることになりました。

借金玉さんも「発達障害が現代社会をどう生き延びるか」について本を書いた人で、
自分も以前にブログで取り上げました。

『発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術』という本を読んだ感想

他にも、phaさんも本をいっぱい出してるし、
えらいてんちょうさん(@eraitencho)とかもいっぱい本を出しています。

しかしながら、山奥ニートさんの本も探したんですが、
本は出していないようでした。

・・・のだけれど、2020/5/30にようやく本が出版されたらしいので、
「待ってました!」と言わんばかりに読んだわけです。

なので、その感想を書いていきます。
 

『「山奥ニート」やってます。』の内容と感想

この本はどんな内容なのか?
Amazonの紹介文から引用すると以下です。

ひきこもりとなって大学を中退し、ネットを通じて知り合ったニート仲間と2014年から和歌山の山奥に移住。以来、駅から車で2時間の限界集落に暮らしている。月の生活費は1万8000円。収入源は紀州梅の収穫や草刈りのお駄賃など。インターネットさえあれば、買い物も娯楽も問題なし。リモートの可能性をフル活用し、「なるべく働かず、面倒くさい人間関係から離れて生きていく」を実現したニートが綴る5年間の記録。

まぁ、そんなわけでそんな感じのことが色々と書かれています。
とりあえずの感想は、良い本だったの一言です。

山奥ニートさんの生い立ちとか、
山奥に住む場所を作るに至った経緯とか、
限界集落のような所で生活していく際の課題とか、
ニートを集めて住んでいく際の課題とか、
どんな生活をしているかの活動内容とか、
それらの活動を支える山奥ニートさんの考え方の話とか・・・

そんな感じのことが書かれています。

あとはコラム的な内容もあります。
実際に住んでる人はどんな人なのか?という紹介とか、
個人的には注目したい「ヒッピーと山奥ニート」というタイトルの話とかもありました。

どれも「こんな面白い生き方があるのか」と刺激になる内容でした。

そういう変わった人の生活の具体的な話が知りたい人は読むと良いでしょう。
 

「脱資本主義」の方向性

自分はヌーソロジーをやってたり、
それから、スピリチュアルな人達ともそれなりに縁があったりします。
こうしたものには、一般的な生き方とはちょっと違った方向性を目指していきたい思想みたいなものがあります。

そんな中でよく聞くのが「脱資本主義」みたいな方向性です。

現代人はあまりにも資本主義を崇拝し過ぎだし、
それは生き辛さの原因にもなってる悪いもの(※極端な言い方)だから、
新しい社会を創造しましょうみたいな話です。

それもだいたいよく調べてみると、
言ってる人の世代が自分よりひとまわり上であったり、
バブル世代とかそれ以前の世代だったりすることが多いです。
一昔前はバブルの影響もあったりして、「お金を稼ぐのに真剣になるのが格好悪い」みたいな人も中にはいて、
その派生から「脱資本主義」みたいなのが盛り上がってくることもあるらしいです。
まぁ、大体それは自分には関係のない話なんですが。

この辺はテーマはどうもジェネレーションギャップもある話で、
自分よりひとまわり上の世代の人のノリにはイマイチついていけないことも多いです。
基本的に自分みたいな立場の人はやっぱりそれなりに稼いでいかないと生きていけないし、
それなりに競争したり稼いでいく分には、別に資本主義も悪くないのでは?と思います。

そもそも、セラピストとか占い師とかアーティストみたいな職業ってのは、
真面目に働いてお金を貯める人もいるから成り立つのだとか、
そういうことも自分はよく考えます。

確かに資本主義にも問題はあるし、
行き過ぎてる感があるのも分かるし、
資本主義を脱した方向の話が必要になっているのも分かります。
そういうものを目指してる人の話も、
理に適っているものなら納得できるんですが・・・

とはいえ具体的な話がなければ、何も魅力を感じません。
自分が「脱資本主義」的な話に興味を持てない理由は、
具体的にどう生きていけば良いのかの話をちゃんとする人があんまりいないから、という気がしてきました。

そんなわけで、具体的な話として「山奥ニート」さんのものは良いだろうと思いました。
こういうのだったらすごく面白いし、新しい生き方として支持できます。

この本は、スピリチュアルとか脱資本主義的な生き方を目指している人にも、
是非ともオススメしたい本だと思います。


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哲学、シャーマニズム、数学、神学、古代文明、意識進化、オカルト・・・など色んなジャンルが絡んでくる内容のもので、これを読めば『ヌーソロジー』ってどんなものなのかがざっくりと分かるようになるはず。

「陽」や「陰」、「天」や「地」といった概念を基本とする中国の古代思想『陰陽論』や『易経』についてちゃんと説明するテキスト。さらに西洋哲学や精神分析学、ヌーソロジーの概念とも絡めてその哲学を深めていく。

ユング心理学が専門でありながら古今東西の文化や宗教全般にも詳しく、スクールカウンセラーとして数多くの実績を持つ偉人、河合隼雄さんの書籍を読み直してその思想を学ぶシリーズ。

超能力や魔術の研究や、物理学・量子力学を絡めた解明を目的に、少しずつ書いていった連載記事。

正式名称は『はじめての人でもホロスコープを自分で読めるようになるための記事』。西洋占星術で出した結果をある程度の所まで読めるようになることを目的とした記事。

『note』のテキストコンテンツとして執筆。社会不適合者が生き残るための考え方や知恵をテーマにしたテキスト。1~5でとりあえず一区切り。
第1回目はこちら。

半田広宣さん提唱の宇宙論・具体的イデア論と言われている『ヌーソロジー』。その基本から実践的な入門までを、自分なりに一通り説明したページ。

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通常コースは4000円、簡易コースは2000円にて受け付けています。

Kindle本など。Amazonで買えます。
「佐道来夢」という名前で出してます。

書籍版Kindle版があり。
「4次元」とは何か?というのが主なテーマ。割と理系的な視点から「異世界」について探求していった本と言っても良いかもしれない。
『ヌーソロジー』の理解に必要な「4次元認識」の実践部分もあり。
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書籍版Kindle版があり。
宇宙論『ヌーソロジー』の入門用。半田広宣さん監修の元、ヌーソロジーの主要な知識を押さえれるコンパクトなハンドブック。
「変換人生活のためのヒント」というテーマの書き下ろしテキストもあり。
詳細はこちら

書籍版Kindle版があり。
「リアルな魔法使い」とは何か?をテーマに、「目に見えないもの」との付き合い方や、その仕組みなどについて幅広く書いていった。オカルト的なことを実践していたり、関心のある人に読んでもらいたい本。
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Kindle版があり。
ユング、フロイト、ラカンなどの「精神分析」のジャンルを、ヌーソロジーの概念を使って説明することを試みた「ヌーソロジー×精神分析」の本。精神分析の概念がゼロからでを分かるようにしつつ、ヌーソロジーの世界観の理解も深めることができる。
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