現代社会考察

シャーマニズムとか、2010年代についてとかのつぶやき

投稿日:

先日、Twitterで以下のつぶやきをした。

 
これについて、もうちょい掘り下げて書きたくなったので書いていく。

まずは、「今の時代」はどんな時代なのかをおさらいしよう。

インターネットの発展と不景気が中心にあった2000年代が終わって、
そこから続いていった2010年代が終わって
いよいよ2020年代に入ってきた。

インターネットや携帯電話がどんどん発展していった2000年代と比べると、
2010年代はスマートフォンの普及やSNSの完成による「インターネット成熟期」と言える。
大衆が取り巻く状況は、LINE、Twitter、Facebook、Instagram、その他諸々のSNSにWebサービス。それから、Youtubeなどの動画コンテンツが中心となっている。

若者がそうして多様なSNSを利用するのが常識となる中で、
色んな奴はいると思うし、思い思いの個性を発揮する人も出てきたと思う。
昔ほどの同調圧力に対してや、古き悪しき風潮に対しては批判的な声が上がるようになってる感じもある。
良い面はもちろんあるが、悪い面ももちろんあると思う。

そうしてインターネットやSNS中心の社会で混沌としている中で、
もしかして恋愛事情とか結婚事情とか性愛事情とかについては、
あまり良くない方向に行きつつあったりするんだろうか?
分かんないけど。若い男女に聞いてまわりたいテーマである。

非婚化・少子化が進んでるのは統計的に確かのようである。

(不破雷蔵さんによる以下の記事より引用)
http://www.garbagenews.net/archives/2013777.html


 
男女問題が荒れると色々と荒れるため、
良い社会とは言いづらくなる。

そんな社会の中で、さらに儲けたい人も出てくるので、
結婚を成功させよう(ビジネス)とか、非モテを脱却しよう(ビジネス)とか、
そうことをやりたがる人も出てくるわけである。
動機は理解できるけれど、たいへん息苦しい。
いちいち金がかかるのとかは止めて欲しい。

 
さて、そんな時代にわざわざマニアックな「シャーマニズム」というテーマに重点を置くことに価値があるのだろうか?

逆に考えると、人間はシャーマニズムなしで幸せになれるのだろうか?

男性の場合は、まずは男らしい感じで自分を高めて、身体を鍛えて体力をつけて、コミュ力を上げて集団に強くなり、仕事もしっかりしたのを選んでなるべく高年収、女性ウケする感じでお洒落にもそれなりに気を使って、良い女性と結婚して末長く幸せになる。

女性の場合は、女らしい感じで自分を高めて、美容とかはまず気を使って、コミュ力は上げるようにして、自立できるように仕事もできるようになって、良い男性と巡り合えるように頑張って、良い男性と結婚して末長く幸せになる。

たしかにそんな感じで理想的な自分を目指せば幸せになれるかもしれない。

しかしながら、そこでハイスペック至上主義になる人は身を滅ぼす。
一部の人しか幸せになれないような考えは邪教みたいなものである。

(あともちろん、別に結婚しないでも幸せに暮らすという路線も全然アリである。ただし、その場合は性欲や孤独への対処が必要になってくる。)

もうちょい簡略化しよう。

男は男らしくて良い人、女は女らしくて良い人になって、
相性の良い人同士が結婚して、お互い浮気することなく幸せに暮らす。

大体、そんな感じで幸せになると良いのが正論だろうけど・・・
もしかして・・・ほとんどできてない人が多いんじゃないだろうか?

少なくとも婚姻率の低下は統計的に現れてしまっている。

なんでなんだろう。
上手くいってない理由はシャーマニズムが関係してるんだろうか?

そんなわけで、シャーマニズムのない世界について考えたら、
以下のテキストが思いついたわけである。

科学的に言うと、道具を使う人間達に勝てる野生動物はいない。
人間はさらにテクノロジーの発展によって、異常なほどに強くなることができた。
野生動物を武力で制圧できるからこそ、人間の文化は守られている。
だから、地球を支配しているのは人間ということになっているし、
人間がこの世で一番頭が良くて強い動物だと言えてしまう。
だから人類はこの世にあるものを全て支配すれば幸福になれると錯覚する。

そうか。人間は地球最強の動物として君臨しているから、
大体の人は目に見えるものを支配することで幸せになろうとする。
そして、大体の強い男や強い女はすぐ調子に乗る。
だから上手くいかないのかもしれない。

もちろんこれは錯覚である。
人間社会で大事なのは、集団で生きていくことである。
そして、そこではなるべくみんなが上手くいくようにならなければならない。向上心を持つ人が潰れることになるのは許してはならない。
利己的で支配的な奴を格好良いと思うのはエゴに過ぎないのである。

そもそも、現代の日本は割と欧米の真似をするのがメインカルチャーみたいになってて、
欧米のモデルで行くのが無理あるのかもしれない。
確かにそのモデルは強くて格好良くて楽しいみたいではあるけど、
別に全員が幸せに生きてるような社会じゃなさそうだし、
あっちの方こそ格差社会が凄い事情を持ち合わせている。
そこにはダークサイドもちゃんとあることを見ないといけない。

そんな社会にならないために、
シャーマニズムの発想や、「上位存在」みたいものが必要だったりするのだろうか?
上位存在という表現はいけ好かないけど、
人間より偉い存在が必要なのだろうか?

あと、シャーマニズムもスピリチュアルも「スピリット(split)」を感じることが前提になる。
スピリットは科学では解明できない。理屈では分からないものだ。
みんなスピリットで愛することができなくなったとか?
スピリットで行動することができなくなったのだろうか?

それから、男にせよ女にせよ
人生事情も恋愛事情もあくまで色々いるわけで、
だめだこりゃ、って人はだめだこりゃって方向行くしかないと思うけど、
ちゃんと頑張ってる人や、フツーに頑張ってる人はもうちょい上手くいって、それなりに幸せになって欲しい。

これもシャーマニズムでなんとかなる問題だったりしないだろうか?
なんというか、もっとこう……男女が誠実な信仰心のあった時代のが上手くいってたりしたのではないだろうか?
上手く言えないけど。

そもそも、人間には良い宗教が必要なものだ。
日本の新興宗教は1990年代でほとんど死んだ。
2010年代に立ち上がって来たスピリチュアルも、すっかり腐った商業手法=スピリチュアルみたいな言われようである。

もうちょい良い宗教とかはないものだろうか?
真面目に考えた方が良いのか?

やはり、今みたいな時代にこそ、
良い宗教のための神学とか、シャーマニズムについてとか、良いスピリチュアルについてとかを
ちゃんと考えていかなければならないのかもしれない。

 
以上。問題提起目的の、思いつきに近いテキストです。
最近そんなことを考えました。
 
ニュー・シャーマニズムについて考える、以下のシリーズをよろしくお願いします!

■変換人型ゲシュタルト論 ~はじめに~


-現代社会考察

執筆者:


  1. ティートウ・リュー より:

     最近、人工知能ChatGPTに多くの時間を使っています。孤独な人は夢中になるかも知れません。

     ( Q は 私の書き込み、  A は ChatGPTの文章 )

     Q 異性からお菓子をもらったお返しに、塩や子持勾玉をプレゼントする風習の島はありますか?

     A 日本には、異性からお菓子をもらった場合に、塩や子持ち勾玉を贈るという独特の文化があります。しかしながら、この風習が特に強く根付いている島として知られるところはありません。

    ただし、子持ち勾玉は、日本の古くからの信仰である「ヤマトタケル伝説」に登場するアイテムであり、パワーストーンとしても一定の人気があります。また、塩には厄除けの意味があるため、これらのアイテムを贈ることが、異性に対する思いやりや祝福の気持ちを表すものとして、広く知られています。

    したがって、特定の島に限らず、日本全国でこのような贈り物が行われていることがあります。 

     Q ホンマかいな・・・子持勾玉をもらったことある人は、あまりいないと思いますよ。今日は、島にいて海を見る夢を見たいです。何か良い方法ありますか?

     A 海を見る夢を見たい場合、以下のような方法があります。

    1.睡眠前に海の音楽を聴く:海の音楽を聴くことで、自然な波の音や鳥のさえずりなどが聞こえることで、海を見ている夢を見ることができるかもしれません。

    2.睡眠前に海の香りをかぐ:海の香りをかぐことで、自然な風景や海のイメージが思い浮かび、海を見ている夢を見ることができるかもしれません。

    3.絵を描く:海を描いた絵を見ることで、自然な風景が頭に浮かび、海を見ている夢を見ることができるかもしれません。

    4.睡眠前に想像する:自分が海にいる姿を想像することで、リラックスしている状態になり、海を見ている夢を見ることができるかもしれません。

    これらの方法を試してみて、自然な風景や海のイメージを頭に浮かべることで、海を見ている夢を見ることができるかもしれません。ただし、夢は個人差があるため、必ずしもうまくいくとは限りません。

     Q ありがとう、よい夢を。

     A  どういたしまして。よい夢をお見せできるよう、お祈りしております。

    (以上、ChatGPTとの やり取りです) 
    ChatGPTとの やり取りは楽しいです。日本の文芸の話など、かなり頓珍漢で面白いです。時々、正しい情報を書き込んでるつもりですけど、すぐに修正できるのか疑問です。

    • Raimu より:

      なるほど・・・面白いですね。ありがとうございます。
      自分もそのうち遊んでみようと思います。

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

「オタクとは何か?」問題についてちゃんと書く② ~2000年から2006年のオタク界隈~

引き続き、オタクとは何か?問題について書いていく。 今回は「②」ということで2000年代から先の話を詳しく追っていこうと思う。 これはいわゆる「ゼロ年代考察」みたいな話にもなる。 ゼロ年代に関しては以 …

「オタクとは何か?」問題についてちゃんと書く④ ~2013年から2019年のオタク界隈~

前回は2007年から2012年にかけてのオタク界隈について書いていった。 2006年には一通りのWebサービスが出そろい、家庭用ゲーム機も十分なレベルまで進化した。 その後、ニコニコ動画から普及したコ …

「オタクとは何か?」問題についてちゃんと書く⑤ ~総括と再考~

さらにオタクとは何か?問題について書いていこう。 このシリーズは今回の「⑤」で最後にする。 前回までの②~④ではとにかく色んな出来事を挙げていくことが中心だった。 オタク界隈では2000年から2019 …

「オタクとは何か?」問題についてちゃんと書く① ~オタク第一世代からの遷移~

オタクとは何か? それは現代日本において、実に壮大なテーマである。 そもそも「オタク」という言葉自体が何を指しているのか微妙に曖昧で、 下手に「オタクは○○だ」とか言うと、主語がデカいことになってしま …

宮台真司の思想とヌーソロジーの関係についてちゃんと書いておく

社会学者の宮台真司。 個人的には、ヌーソロジー界隈で少し話題として取り上げられるようになってから、たまに名前を聞くようになった。 話題になってるということで、自分も著作を読んだり動画を観たりして、内容 …

プロフィール

Author:Raimu

魔術・オカルト全般好きな理系。
サイキックの研究とか、占星術とか、
神秘と科学の考察的な、自分の好きなものを置いていきます。

詳しくはこちら

2021年頃に書き始めたヌーソロジー学習用テキストの新作。
哲学、シャーマニズム、数学、神学、古代文明、意識進化、オカルト・・・など色んなジャンルが絡んでくる内容のもので、これを読めば『ヌーソロジー』ってどんなものなのかがざっくりと分かるようになるはず。

「陽」や「陰」、「天」や「地」といった概念を基本とする中国の古代思想『陰陽論』や『易経』についてちゃんと説明するテキスト。さらに西洋哲学や精神分析学、ヌーソロジーの概念とも絡めてその哲学を深めていく。

ユング心理学が専門でありながら古今東西の文化や宗教全般にも詳しく、スクールカウンセラーとして数多くの実績を持つ偉人、河合隼雄さんの書籍を読み直してその思想を学ぶシリーズ。

超能力や魔術の研究や、物理学・量子力学を絡めた解明を目的に、少しずつ書いていった連載記事。

正式名称は『はじめての人でもホロスコープを自分で読めるようになるための記事』。西洋占星術で出した結果をある程度の所まで読めるようになることを目的とした記事。

『note』のテキストコンテンツとして執筆。社会不適合者が生き残るための考え方や知恵をテーマにしたテキスト。1~5でとりあえず一区切り。
第1回目はこちら。

半田広宣さん提唱の宇宙論・具体的イデア論と言われている『ヌーソロジー』。その基本から実践的な入門までを、自分なりに一通り説明したページ。

その他に作ったものはこちら。

『Raimuのプログラミングノート』というプログラミング関連のブログを開設しました。
初心者向けの「プログラミング入門」がメインコンテンツになりますので、よろしくお願いします。

noteで西洋占星術による鑑定を有料で受け付けています。生年月日と出生日時から占う命術鑑定です。
通常コースは4000円、簡易コースは2000円にて受け付けています。

Kindle本など。Amazonで買えます。
「佐道来夢」という名前で出してます。

書籍版Kindle版があり。
「4次元」とは何か?というのが主なテーマ。割と理系的な視点から「異世界」について探求していった本と言っても良いかもしれない。
『ヌーソロジー』の理解に必要な「4次元認識」の実践部分もあり。
詳細はこちら

書籍版Kindle版があり。
宇宙論『ヌーソロジー』の入門用。半田広宣さん監修の元、ヌーソロジーの主要な知識を押さえれるコンパクトなハンドブック。
「変換人生活のためのヒント」というテーマの書き下ろしテキストもあり。
詳細はこちら

書籍版Kindle版があり。
「リアルな魔法使い」とは何か?をテーマに、「目に見えないもの」との付き合い方や、その仕組みなどについて幅広く書いていった。オカルト的なことを実践していたり、関心のある人に読んでもらいたい本。
詳細はこちら

Kindle版があり。
ユング、フロイト、ラカンなどの「精神分析」のジャンルを、ヌーソロジーの概念を使って説明することを試みた「ヌーソロジー×精神分析」の本。精神分析の概念がゼロからでを分かるようにしつつ、ヌーソロジーの世界観の理解も深めることができる。
詳細はこちら

メイン⇒@raimu_23tm

占い関連⇒@raimu_23tm_thot

ぬーそろじーたん⇒@noosology_tan

アストロロジーたん⇒@astrology_tan