「インデックス記憶法」と、よく使う関数や構文をテキスト保存でメモしておく術

プログラミング入門NEXT

プログラミング言語というのは、
例えば「関数」とか「書き方の決まり事」みたいなものがいっぱいあって、
それを覚えて使っていくものです。

このように覚えなきゃいけないことがいっぱいある中で、
仕事をこなしていくには以下の三つの手段があります。

①覚えておく
②調べながらやる
③メモしておいたものを使う

まぁこれは当たり前のことなんですけど。

普通だったら常に「①覚えておく」で対応していくことが多いだろうし、
学校のテストとかだと当然のことながらカンニング行為は禁止です。

しかしながら、プログラマーは開発中は全面的にカンニングOKの仕事みたいなものなので、
②と③の選択肢があります。

プログラマーはカンニングOKの状況で高いパフォーマンスを出す仕事なのです。
(大事なことなので二度言いました。)

しかしながら、②だと何かと面倒だったり、即座の対応ができなかったり、
Googleの検索結果を常に頼るというのは心もとなかったりと、
問題が当然あったりするし、いちいち調べるのはスマートじゃないです。

そんなわけで、覚えるのが苦手な人は③のやり方を使うのがスマートになります。

シンプルにテキストに保存しておく術

ここからはちょっと我流の学習方法の話になります。

プログラマーには色んなタイプの頭の良さを持った人がいるでしょうけど、
自分(Raimu)は「①覚えておく」がめちゃくちゃ苦手なタイプなので、
「カンニングNG」環境だとパフォーマンスを発揮するのが難しく、
「カンニングOK」環境で高いパフォーマンスを出して仕事していきたいタイプです。

なので、基本的に②と③に頼ることになるし、
③の方がスマートなので、③の方法を積極的に使っていきたい・・・ということになります。

そして、③の方法を使っていくのにはどんなやり方が良いか?
と自分で考えた結果思いついたのは、
単純に「テキストファイルにちゃんと保存しておく」ということでした。

例えば、Javascriptの場合、
単純に以下のようなフォルダに入れてテキストファイルに保存します。

テキストファイルの内容は例えば以下のようなものにします。

**Javascript 数値操作**

<よく使うもの>

~切り捨て~
Math.floor(切り捨てしたい値)
Math.floor(value);

~切り上げ~
Math.ceil(切り上げしたい値)
Math.ceil(value);

~四捨五入~
Math.round(四捨五入したい値)
Math.round(value);

~累乗~
Math.pow(累乗したい値, 指数の値)
Math.pow(value, exponent);

~絶対値~
Math.abs(絶対値を出したい値)
Math.abs(value);

~数値か判定~
Number.isFinite(数値判定したい値)
Number.isFinite(value)

~文字列の数字を数値に変換~
Number(数値にしたい文字列)
Number(value)

~文字列の数字を数値に変換~
Number(数値にしたい文字列)
Number(value)

~乱数作成~
Math.random()
※戻り値は0~1までの値をランダムで返す

Math.floor(Math.random() * 20)
※0~19までの値をランダムで返す

あとは、以上のようなテキストファイルに
すぐにアクセスできるようにしておきましょう。

人が普通に「知識を覚える」場合は、
覚えるべき知識をそのまま頭に入れて使っていくものですが、
知識をテキストファイルに保存してスムーズに使うことができれば、
それはそれで「覚えて使う」と同義になると言っても良いでしょう。

これは「テキストファイルに覚えてもらって、それが使えれば覚えることと一緒でOK」ということにしましょう。

オンラインストレージを利用するとか

さらに、自分の場合はオンラインストレージも利用することにしました。
テキストファイルだったら簡単です。

『OneDrive』とか『DropBox』みたいなオンラインストレージに入れると、
スマートフォンでもパソコンでも、ネットに繋げればアクセスできるし、
設定次第ではオフライン保存も可能です。

やってることは「クラウド上に必要な情報を保存する」ということなので、
何気にハイテクの恩恵を受けてるし安心感があります。

ただ、仕事でこうしたテキストを使う場合は、
セキュリティの都合上、仕事用のパソコンで直接は使えない可能性は高いです。

例えば、OneDriveに入れた場合、
仕事用のパソコンで「コピー&ペースト」して使いたくとも、
うかつにOneDriveのアカウントに入ってはいけません。
セキュリティの事情からそうしたことは控えましょう。

自分のスマートフォンからは見ることは可能なので、
それ止まりになるかもしれません。

あと、自作のテキストファイルをUSBメモリで持ち歩いて、
仕事用のパソコンにそれを入れることができたら良いですが、
仕事用のパソコンに自前のUSBメモリを指すことは基本的に禁止されているものなので、
その辺のセキュリティ事情は注意が必要です。

以上のように、仕事で使う場合はセキュリティ面を考えて使う必要があります。

「インデックス記憶法」と名付けた

さて、仕事用のPCで使う場合はセキュリティ面も踏まえつつ・・・

知識をテキストファイルに保存して使うということについて書いていきました。

このように、「モノの名前を覚える」のではなく、
「モノの名前を記録してある場所を覚える」というのを、
「インデックス記憶法」と呼ぶことにしました。

記憶力に乏しい理系タイプはこれが使えるのではないか?と思います。

これは以下の書籍を参考にして思いついた、ビジネス的手法です。

他にも「覚えるべきことをノートや手帳や書籍に書き、付箋をつけて、素早く使うようにする」
「インデックス記憶法」であるため、
これはプログラマーに限らず、様々なビジネスで使うことができます。

なので、この手法が向いてそうな人は
積極的に使っていくと良いのではないか?と思います。

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