不定期連載『サイキックの研究と分析』シリーズ。 記事一覧はこちら。
◆◇「粒」であり、「波」でもある性質◆◇
引き続き、量子力学の話です。
量子力学は「サイキックの研究と分析」の前座として重要なので続けます。
素粒子は「粒としての性質と、波である性質の両方を持っている」と言われています。
その代表は「電子」と「光子」といった所ですが、
この二つが「粒としての性質と、波である性質の両方を持っている」ということが発見されました。
まず、「光子」についてですが、
「光」というものは、長らく「波」の一種だろうと考えられてたのですが、
アインシュタインが「光粒子仮説」というのを提唱して、
「光」は「光粒子という粒の集まりなんじゃないか?」ということが言われました。
これによって、今まで「光」において謎とされていた
「光電効果」という物理現象が説明できるようになりました。
そして、「光粒子」は後に「光子」と呼ばれるようになり、
「光」は「粒としての性質と、波である性質の両方を持っている」ということになりました。
続いて、「電子」についてです。
「電子」が「粒」と「波」の二つの性質を持ってることの証明として、
「二重スリット実験」というのが有名です。
なんか特殊な装置をセットして、電子を飛ばしてその軌跡を観ると、
「電子」が粒とも解釈できるし、波とも解釈できるというものですが・・・
すいません。これについては書くと長くなりそうなので、
ウィキるなりググるなりして、
何となくそういうものもあるとして押さえておいてください。
とりあえず、「光子」については「理論的につじつまが合う」ことで解明され、
「電子」については「ちゃんと実験で再現できて確認されてる」という所が大事です。
この辺は、原理的な所を説明すると長くなるだろうということで、
詳しいことは飛ばして先に進むことにします。
◆「素粒子一覧(和名&独自マークへ置き換えた図)」を作成しました。