不定期連載『変換人型ゲシュタルト論』シリーズ。 記事一覧はこちら。
◆◇プログラム3 次元観察子ψ5~ψ6 位置の等化と中和◆◇
いよいよ『次元観察子ψ5』からの話に入っていこう。
「ψ1~ψ2:普通の世界」「ψ3~ψ4:反転した世界」より先、
さらに突き進んだ層にある世界である。
次元観察子ψ5の理解は、次元観察子ψ3~ψ4までの理解が前提になる。
次元観察子ψ3については「知覚正面」といった概念の説明があったが、なんとなく分かっただろうか?
しかし、その辺りはまだ序の口であるため、
それだけではヌーソロジーの持つ力としてはまだまだ弱いとも言える。
ヌーソロジーにはその先があり、そこからが本番である。
次元観察子ψ5を理解すると、
『ψ1,ψ2,ψ3,ψ4』がそれぞれ『負荷・反映・等化・中和』の意味があるものだとよりハッキリと理解できる。
加えて、ψ3よりもさらに奥深い『等化』が分かってくるようになる。
ここから先は、ヌーソロジーを深めていくための中級的な本番ということで、話を進めていこう。
オコツトによる次元観察子ψ5の説明
まず、次元観察子ψ5は冥王星のオコツトによると以下のように説明される。
次元観察子ψ5とは自己が形成されている空間領域のことです。ψ5は位置の等化によって顕在化を起こし、人間の内面と外面を統合します――シリウスファイル: 19920204
「自己が形成されている空間領域」と書いてある。
ここでいう「自己」とは『「自己」を見つけるために』の項で説明したような「Spirit Self」に通じた自己であるし、
ψ5が分かるとそうした意識の発見にも繋がるし、ブレない自己を確立することにも繋がる。
それから、『位置の等化』というのはヌーソロジー用語であり、
『ψ5を顕在化させること』と同義である。
また、ψ5は『人間の内面』と『人間の外面』を統合するとも書いてある。
この「統合」を言い換えると『等化』ということになるので、これも「ψ3とψ4の等化」と同義になる。
つまり、ψ3とψ4の等化が、揺るぎない自己の発見にも繋がるということである。
そのため、確かな自己を確立し、雑多な物事に動じない精神力を持つつもりで、
次元観察子ψ5の理解にのぞむと良いと思う。
次元観察子ψ5の発見のゴール
次元観察子ψ5の発見のゴールはどこにあるのだろうか?
基本的には、まずはψ3とψ4の定着が大事である。
ψ3~ψ4において、前の無限遠点(-∞)と後ろの無限遠点(+∞)があり、主体と客体がある。
ここまではOKだろうか?
知覚正面上だと、3次元空間の垂直方向ある『垂止』の前側がΨ3、後ろ側がΨ4となる。
また、奥行き方向に主体があり、手前より後ろ方向に客体があることになる。
そして、次元観察子ψ5ではその二つを『等化』する。
言い変えると「対称性を見出す」ことが必要になる。
さらに、等化が完了すると、前の無限遠点と後ろの無限遠点が繋がった、
「無限遠点±∞」の位置が分かるようになる。
その場所に次元観察子ψ5があり、冥王星のオコツトが言う通り「自己が形成されている空間領域」もそこにあるため、それを発見するのがとりあえずのゴールとなる。
しかしながら、一体どうやってそれを発見すれば良いのだろうか?
まずは「回転」と「無数化」が基本となるため、
その二つについて説明しようと思う。
↓続き
2013:The Day God Sees God 人類が神を見る日 [ digital edition ]
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