【連載】変換人型ゲシュタルト論

■変換人型ゲシュタルト論(61) ~3Dゲーム内の身体~

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不定期連載『変換人型ゲシュタルト論』シリーズ。 記事一覧はこちら。


前回、「回転」や「無数化」についてを説明した。

『次元観察子ψ6』においてのそれは、3Dやアニメーションの仕組みが密接に関係していることも分かっただろう。

また、Ψ5とΨ6は共に「身体の次元」と言えるものに該当する。

そのため、「3Dゲームの中にある身体」を理解することは、ほとんどΨ6を理解することと同義である。
何か適当な3Dゲームをピックアップして、その中にいる主人公が自分自身であることをイメージしてみると良い。

このように、3DゲームでΨ6を理解していくと、分かりやすいので良いと思う。
 

「火星」の付随イメージ

さて、イメージの話をもう少しつきつめていこう。

これまで『次元観察子』と「惑星」を対応させていったように、Ψ3は「水星」、Ψ4は「金星」、Ψ5は「太陽」・・・と対応させていった場合、Ψ6には「火星」が対応する。
(厳密に言うと、「水星」「金星」「太陽」はそれぞれ『大系観察子』のΩ3, Ω4, Ω5が対応するため、これも厳密に言うとΩ6に対応する)

火星は西洋占星術やギリシャ神話において「戦いの星」のような存在であり、占星術的な意味だと「闘争心」「情熱」「行動力」「欲望」「性的エネルギー」などが挙げられる。
これらはどれも「他者 」に絡んだものとして相応しいとも言えるだろう。
無数の他者に対して勝ち抜いていくための戦いの意識や、他者に対してのアウトプットなどが火星の意味になるわけである。

ψ5は魂や精神を強化していく感じとするならば、それに対してΨ6は鎧を強化する感じや、鎧を着る肉体を鍛える感じになるだろう。

これと、「3Dゲームの中にある身体」もまたイメージがマッチする。
Ψ6の世界観は、3Dゲームような世界を勝ち抜くために、自身を鍛えていくような世界観である。

『次元観察子Ψ6』についてが大体分かって来ただろうか?
 

(続く)


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noteも書いてるのでよろしくお願いします。

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哲学、シャーマニズム、数学、神学、古代文明、意識進化、オカルト・・・など色んなジャンルが絡んでくる内容のもので、これを読めば『ヌーソロジー』ってどんなものなのかがざっくりと分かるようになるはず。

「陽」や「陰」、「天」や「地」といった概念を基本とする中国の古代思想『陰陽論』や『易経』についてちゃんと説明するテキスト。さらに西洋哲学や精神分析学、ヌーソロジーの概念とも絡めてその哲学を深めていく。

ユング心理学が専門でありながら古今東西の文化や宗教全般にも詳しく、スクールカウンセラーとして数多くの実績を持つ偉人、河合隼雄さんの書籍を読み直してその思想を学ぶシリーズ。

超能力や魔術の研究や、物理学・量子力学を絡めた解明を目的に、少しずつ書いていった連載記事。

正式名称は『はじめての人でもホロスコープを自分で読めるようになるための記事』。西洋占星術で出した結果をある程度の所まで読めるようになることを目的とした記事。

『note』のテキストコンテンツとして執筆。社会不適合者が生き残るための考え方や知恵をテーマにしたテキスト。1~5でとりあえず一区切り。
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