【連載】サイキック研究

■サイキックの研究と分析(46) ~具現化の法則~

投稿日:2020年2月26日 更新日:

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◆◇具現化の法則◆◇

次に、『具現化の法則』についてです。
「波の世界」にあるものは、「物質の世界」で具体的に具現化して扱うことができます。

例えば、「仏教」においては、仏を信じるのに仏像を作った方が良いから、
仏像がよく作られていく・・・といったことがあります。
※厳密に言うと、原始仏教において偶像は推奨されておらず、仏教において偶像が普及するのは大乗仏教が成立してからなので、偶像崇拝の良し悪しにも諸説がありますが・・・

宗教の中でも得に多神教あたりだと、
神様のように本来「目に見えない」存在が、「偶像」で表現されることがよくあります。
これはつまり、言い換えると「具現化」ということになります。
あと、「偶像を作る」だけでなく「名付け」もまた、
「具現化」とセットで行われるものと言っても良いでしょう。

それから、宗教の世界では、宗教的なシンボルを「象徴」として扱うことがよく行われます。

宗教的なシンボルというのを探すと古今東西に色々とありますが・・・
例えば、ユダヤ教の六芒星、キリスト教の十字架、道教の陰陽図、仏教の卍模様・・・なども、
神様にアクセスするための「象徴」であったりするし、
それはある意味では「神様を表現したもの」になります。

それから、ヘブライ文字、ルーン文字、カタカムナ文字、梵字、念仏、符文・・・など、
特殊な文字や呪文を使って、「神様的存在」や「目に見えない存在」を表現することもあります。
あと、仏教において法然や親鸞が支持したような「南無阿弥陀仏を唱えると救われる」(もとい、阿弥陀様の力を得ることができる)といったことも、
「神様的存在」を具現化したものを使っていることになります。

あと、密教では、仏の世界を表した「マンダラ(曼荼羅)」というのが用いられたりするし、
西洋魔術では、星の力とか天使とか悪魔とかを召喚するのに「魔法陣」「護符」が用いられることがあるし、
「タロットカード」によって、宇宙の法則みたいなものが表現されていることもあります。
こうした「マンダラ」や「魔法陣」や「タロット」も、
ある意味、「目に見えない存在を呼び出すために、それを具現化したもの」と言えるものでしょう。
具現化した像は、人型に近いものよりも、より抽象的な姿をしている方が、
神様的なものを的確に表していたりします。
 

「具現化」と「確信」

『具現化の法則』は、以前に述べた『確信の法則』と相性が良く、それらは合わせて使われます。
『確信の法則』の項でも書きましたが、
「具現化」することによって「確信」の力が高まり、サイキックの力が強まることがあるからです。

それから、「確信」するだけでなく、「具現化」をすると何ができるようになるかというと、
その「具現化」したものを他者と共有することができます。
ただし、『具現化の法則』によって他者と共有できるのは、
あくまで「具現化によって表現された姿」であり、
感覚や目に見えないものまで直接共有するのは難しいです。

ちゃんとした確かな感覚まで他者と共有するには、自己他者同士で確かな「認知」を得るか、
あるいは、「認知のズレ」が生じた場合は気をつけなければなりません。
人それぞれで「認知」の差異や「確信」の差異が生じることについての注意点は、
『認知の法則』や『確信の法則』の項で書いた通りです。

とはいえ、「確信」と「具現化」によってできるものが、
人間が作る「文化」というものであり、
「文化」の確立は、人間社会において大事なものでもあります。

『具現化の法則』は、むしろ、人間にとって当たり前のように必要なものである・・・と踏まえておくべきものです。

 
 


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2021年頃に書き始めたヌーソロジー学習用テキストの新作。
哲学、シャーマニズム、数学、神学、古代文明、意識進化、オカルト・・・など色んなジャンルが絡んでくる内容のもので、これを読めば『ヌーソロジー』ってどんなものなのかがざっくりと分かるようになるはず。

「陽」や「陰」、「天」や「地」といった概念を基本とする中国の古代思想『陰陽論』や『易経』についてちゃんと説明するテキスト。さらに西洋哲学や精神分析学、ヌーソロジーの概念とも絡めてその哲学を深めていく。

ユング心理学が専門でありながら古今東西の文化や宗教全般にも詳しく、スクールカウンセラーとして数多くの実績を持つ偉人、河合隼雄さんの書籍を読み直してその思想を学ぶシリーズ。

超能力や魔術の研究や、物理学・量子力学を絡めた解明を目的に、少しずつ書いていった連載記事。

正式名称は『はじめての人でもホロスコープを自分で読めるようになるための記事』。西洋占星術で出した結果をある程度の所まで読めるようになることを目的とした記事。

『note』のテキストコンテンツとして執筆。社会不適合者が生き残るための考え方や知恵をテーマにしたテキスト。1~5でとりあえず一区切り。
第1回目はこちら。

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その他に作ったものはこちら。

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通常コースは4000円、簡易コースは2000円にて受け付けています。

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「佐道来夢」という名前で出してます。

書籍版Kindle版があり。
「4次元」とは何か?というのが主なテーマ。割と理系的な視点から「異世界」について探求していった本と言っても良いかもしれない。
『ヌーソロジー』の理解に必要な「4次元認識」の実践部分もあり。
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書籍版Kindle版があり。
宇宙論『ヌーソロジー』の入門用。半田広宣さん監修の元、ヌーソロジーの主要な知識を押さえれるコンパクトなハンドブック。
「変換人生活のためのヒント」というテーマの書き下ろしテキストもあり。
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書籍版Kindle版があり。
「リアルな魔法使い」とは何か?をテーマに、「目に見えないもの」との付き合い方や、その仕組みなどについて幅広く書いていった。オカルト的なことを実践していたり、関心のある人に読んでもらいたい本。
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ユング、フロイト、ラカンなどの「精神分析」のジャンルを、ヌーソロジーの概念を使って説明することを試みた「ヌーソロジー×精神分析」の本。精神分析の概念がゼロからでを分かるようにしつつ、ヌーソロジーの世界観の理解も深めることができる。
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