最近、試しにこんなもの↓を作ってみたらうまくいきました。
『2013:The Day God Sees God [ digital edition ]』のDLデータ版のPDFを、個人的に本の形へと印刷したものです。
それらしい本になってますが、あくまで「購入したPDFを読みやすいように個人的に紙へと印刷したもの」という位置づけのものになります。
「人類が神を見る日」の「デジタル・エディション」は「アドバンスト・エディション」をデジタルで復刻したものなため内容が一緒なので、今は絶版してる『2013:人類が神を見る日 アドバンスト・エディション』と同じ内容でもあります。
そのため、今現在はその内容を紙で読むには、希少な中古を入手する以外の方法がないのですが・・・個人的に製本印刷すればそれ以外の方法でも紙で読むことが可能になります。
なので、伝統的なヌーソロジーの書籍を紙の本で読みたい人のために、そのやり方を教えておきます。
本形式へ印刷する方法
基本は以下の『変換人型ゲシュタルト論』を本にした時と一緒で、製本直送.comというサイトを使うやり方になりますが・・・
やっておくべきポイントもあるので手順を書いておきます。
「2013:The Day God Sees God [ digital edition ]」のDL版を買う
まずは本体の購入です。
著者が半田広宣さん単独である書籍『2013:人類が神を見る日』の内容は原点にして頂点であり、「ヌーソロジー」というものを理解するにはまずはこれ!という感じです。
さらに、「アドバンスド・エディション(デジタル・エディション)」は初級者から上級者になるための実践的な基本が書かれた『トランスフォーマー型ゲシュタルト、ベーシック・プログラム』が載っています。
この本があれば初心者から上級者までいけます。
買いましょう。
2013:The Day God Sees God 人類が神を見る日 [ digital edition ]
ヌーソロジーをちゃんと学習するならこれ! |
「CubePDF」をダウンロードしてインストールする
いきなりちょっと慣れない人には面倒かもしれない?
『CubePDF』をダウンロードしてインストールします。
『CubePDF』とは、プリンターでの印刷の代わりにPDFを作成する機能を持ったフリーソフトです。
今回の作業で必要になります。
(有名で便利なフリーソフトので、PCに入れておいても良いと思います)
以下のサイトでインストーラーをダウンロードして、インストーラーを起動すればインストールできるのでやっておきましょう。
PDFを「CubePDF」で印刷し直す
次に、購入した『2013:The Day God Sees God [ digital edition ]』のPDFファイルを印刷します。
例えば、Adobe Acrobat ReaderでPDFを開いた場合は以下のような印刷ボタンがあるはずです。
印刷設定を変更する
印刷画面が出たら、それぞれ以下の赤枠になってる部分の設定を変更します。
プリンターを「CubePDF」にします。
まずは本の前半の分を作るのでページ指定は「2-247」とします。
カスタム倍率「152%」も重要なので忘れずに設定しましょう。
設定ができたら[印刷]ボタンを押下します。
次に、CubePDFの印刷設定画面が出てきます。
「出力ファイル」の所はファイル名と出力先が指定できるので、好きなようにしましょう。
あとは、「PDFファイル中の画像をJPEG形式で圧縮する」のチェックを外せばOKです。
設定できたら[変換]ボタンを押下します。
内容を確認する
出力されたPDFの内容を確認します。
まずはページを2~247に設定したのが想定通りに出てるか確認します。
それから、PDFファイルを製本する場合は、文章と端までに大体13%ぐらいの余白がないと読みにくくなってしまうため、それを確認しましょう。
カスタム倍率「152%」が設定できていればうまくいっているはずです。
後半の分も作る
先ほどは前半の分(上)だったので、後半の分(下)も作ります。
ページ指定で「248 – 452」を設定します。
他は同様の手順です。
製本直送.comで製本する
そして、製本直送.comというサイトを使って印刷を注文します。
あとはサイトに書かれている手順通りに進めていってください。
新規会員登録などが必要になるのでやってください。
注文する時は「新しい原稿を登録して注文」から注文します。
表紙をどうするかは任意ですが、自分は「表紙作成コース」でちゃんと綺麗なものを作ることにしました。
自分が作った表紙もあるので、個人利用の範疇で使いたいなら使ってください。→ [上] [下]
印刷時の設定は任意な所もありますが、基本的に以下で良いと思います。
- 本文サイズ:A5
- 本文用紙:04 – 書籍用紙【汎用】(菊判47.5kg)
- 綴じ方向:右綴じ
- 綴じ方:無線綴じ
- 裁断位置:塗り足しなし
- 本文の仕上がりカラー:モノクロ
- 表紙のカラー:カラー
- 表紙のラミネート加工:グロス
- 表紙の厚さ:硬め
- 遊び紙の有無:なし
前半部と後半部のPDFで2回注文すれば完了です。
あと、ここでは前半と後半に分けて二つの本にしましたが、一つのまま印刷することも普通に可能なのでそっちの方が良い人は一つにしても良いと思います。一つにすると配送料の分がちょっと安くなります。
ただ、せっかくなので分けておくのがオススメですし、自分は一冊分仕様の表紙は作ってません。
補足:他のやり方について
ここではパソコンのOSがWindowsの場合のやり方を書きました。
Macの場合はやったことないので分かりません。
ただ、重要なのはPDFを特定のページ区間で切り取ることと、ページの余白を13%以上にすることなので、それができれば他の方法でも良いです。
それから、以下でやったようにPDFファイルをコンビニでの印刷で紙にする方法もあります。
ただ、ページ数が多すぎるとこれだと厳しいですし、まとめて印刷するなら製本化が綺麗なので、そうしたい場合は今回みたいな製本化がオススメです。
かかった値段
さて、製本化するのにかかった気になるお値段は・・・
- 『2013:The Day God Sees God [ digital edition ]』のDL版本体:1650円
- 前半分の製本代+配送料(330円):1923円
- 後半分の製本代+配送料(330円):1734円
- 合計:5307円
中身と送料込みで5307円となりました。
書籍としてはだいぶ高価になりますが・・・
1650円でPDFとして読めるものは手に入りますし、絶版したレアアイテムの値段としては良いんじゃないでしょうか?
ヌーソロジー書籍いろいろ
さて、今現在出ているヌーソロジー関連の書籍をまとめると、以下のようになると思います。
~導入から上級者までのヌーソロジー基本理解向け~
~導入向け~
~ヌーソロジー理解向け~
『ヌーソロジー基本概要+』(参考書に),
『ヌーソロジーレクチャー2009年シリーズテキスト』
~読み物1~
『2013:シリウス革命』(情報量が多い)
~読み物2~
『奥行きの子供たち』(映画の内容と合わせて楽しく読める)
~読み物3~
『反転の創造空間』(ぶっ飛んだ情報が多い)
~読み物4~
『4次元思想とフラットランド』(Raimu製。軽めの内容)
~ハマった人向け~
『シュタイナー思想とヌーソロジー』(特にシュタイナーの情報が凄い)
かなり前から、ヌーソロジーは深刻な書籍不足な所があり、「基本からじっくりと本格的に理解するための本」や「半田広宣単独で書かれている本」が割と少ないです。
『2013:人類が神を見る日 アドバンスド・エディション』がそれを担っていたのですが、それが絶版になってしまったのが厳しいです。
先ほども書いた通り、『2013:人類が神を見る日 アドバンスド・エディション』の内容は「ヌーソロジー」というものを理解するにはまずはこれ!な内容であり、さらに初級者から上級者までの基本を学べる内容です。
そして、中古の本以外だと紙でそれを読む手段はこれぐらいしかないので、ヌーソロジーをちゃんと理解したい人は製本印刷をやってみると良いと思います。