「量子力学で使う記号を独自マークにする」という活動の一貫として、 「素粒子一覧(和名&独自マークへ置き換えた図)」に続いて…
『物理学で使う記号を独自マークに置き換えた図』というのを作りました。
PDF版もあります。
~PDF版~
これは前々から考えていたことですが、 物理学の数式にアルファベットが使われていることによる弊害というのは決して小さくはないと感じていたため、別のものに置き換えてしまおうという試みです。
この記号はこのマークで本当に良いのか?とか、これはどうなんだ?とか、内容に関しては色々とツッコみ所があるかもしれませんが・・・。アィディアのたたき台として見てくれれば幸いです。
物理学で使う記号はかなり数多くのものがありますが、とりあえずは量子力学や電磁気学でよく使うものをピックアップしました。 内容の追加は今後の課題です。
物理学の記号というものは、あくまで、そこで扱われているのは無機質な「記号」ではなく、具体的な「物理現象」であるので、それをイメージしながら扱えると良いと思います。
各マークには、モチーフとなるイメージがあり、 絵文字のようなものにも置き換えることもできると思います。
(そのうち絵文字も作りたい所ですが、いつ頃できるかは未定です。誰か可愛くアレンジしてくれたら嬉しいです。)
<力学関連>
位置:x……三つの座標軸(※これに関してはxのまま使っても良いかもしれない)
時間:t……時計(※これに関してはtのまま使っても良いかもしれない)
運動量:p……質量+速度
エネルギー:E……五芒星
ディラック定数:hバー……ミクロな存在
プランク定数:h……ミクロな存在
光速度:c……○と・
質量:m……物に質があるイメージ
速度:v……行進イメージ
加速度:a……加速イメージ
力:F……質量+加速
<波動関連>
波長:λ……波+長さ
周期:T……波+時間
波数:k……波+長さから計測
振動数:v……波+時間から計測
振幅:A……波+幅
角波数:k……波数+度数
角周波数:ω……振動数+度数
<電磁気関連>
電場:E……電気+場
磁場(磁束密度):B……U字磁石+束
クーロン:Q……電荷+速度
電流:I……電気
電圧:V……ボルト
抵抗:R……フィラメントorコイル
電力:P……電気+ボルト
電荷密度:ρ……電荷+集まり
電流密度:j……電流+集まり
真空の誘電率:εゼロ……電気+誘発
真空の誘磁率:μゼロ……磁力+誘発
尚、マークの内容として、もっと良いアイディアがあれば、随時受け付けております。
改訂履歴
- ver1.1:質量のマークを変更