前回↓の続きを書こうと思います。
これに加えて書きたいことがあったですが、ちょっと独自色の強いものになるかな?と思ったので・・・
前回の内容とは分けて「Raimu独自編」として書いていこうと思います。
「氣」の存在はどこにある?
まず、第一のキーワードは「氣」。
「気功」とか「太極拳」で扱ったりする「科学で証明されてない見えない意識エネルギーみたいなもの」です。
『陰陽哲学基本概要』シリーズでも扱いました。
ヌーソロジーは「人間でないものの力」や「人間でないものの意識」を探究する哲学・思想なので・・・
当然、「氣」も関係してくることになります。
ヌーソロジー的には「氣は『人間の外面』にある」ことを基本として良いでしょう。
次いで、「『人間の外面』は前にある」がヌーソロジーの基本原理なため・・・
「氣は前にある」ことも基本原理ということになるでしょう。
そのため、以下の図のように『人間の外面』に「氣」があるとしましょう。
そして、『人間の内面』と『人間の外面』の境界には、およそミクロの大きさの「穴」のようなものがあります。
(これはヌーソロジーをやっていると分かってくることです)
したがって、「ミクロの大きさの穴から『氣』が通ってくるイメージ」が可能なので、それをやってみましょう。
まるでミクロの大きさの針の穴に糸を通すような感じで・・・!
以上のような方法を「反複練習のためのトレーニング法」としてやってみたらどうでしょうか?
色々使う
次に、パワーストーンなどの利用を考えてみましょう。
うーん・・・だいぶ「Raimu独自メソッド」って感じになって来ますが・・・今回はそれが主題の話です。
基本は先ほどの「氣」をイメージしたやり方と同様で、それをパワーストーンに対して行います。
使うパワーストーンは何でも良いですが・・・一番基本的でリーズナブルなものだと「水晶」になります。
ただ最近、「精神が地に足が着きがちな人は透明な石が良く、精神が地から浮きがちな人は色のある石が良い」ということを専門的な人から聞きました。
自分(Raimu)はどちらかというと精神が地から浮きがちなタイプらしいので、そうなると色のある石が良いです。
そんなわけで、色ありの石で割とリーズナブルなものだと「マラカイト」が良いんじゃないか?と目をつけました。
マラカイトは氣を媒介するアイテムとしてもそこそこ優れていて、オススメできるような気がします。
こうしたものを使って先ほどの「氣」を意識するようにします。
そんな感じで、パワーストーンなどの色んなアイテムを利用することも考えてみましょう。
イメージの利用について
さらにイメージの利用です。
例えば、『陰陽哲学基本概要』シリーズの『陽と陰の象徴的シンボルとイメージ』の項で出した「白い天と黒い地」イメージなどがあります。
これと陰陽イメージを絡めても使えると思います。
だいたい、「白い天」の方が「氣」のイメージに近いので、それをメインに使っていくと良いでしょう。
しかしながら、こうしたイメージの利用は実際やってみると・・・短期的に強い効果を感じたりするので良いかもしれませんが、やはりいつまでもそれに頼るのは難しくなってきます。
イメージはそのものの本質(イデア)を比喩化したような表象に過ぎないため・・・
その本質をつかんでいくためには確実な体感が必要になります。
イメージの利用にはやはり欠点があるため・・・
最終的には、道具のように用意されたイメージは捨てて、イメージ以前の段階にあるものを自身の身体感覚で掴んでいくことが大事になると思います。
ヌーソロジー呼吸法について
最後に、「呼吸法」についてです。
これは公式で提示されていたやり方があります。
以下の『noosなくらし』チャンネルで、半田広宣直伝の呼吸法が公開されてました。
「ヌース呼吸」「ヌーソロジー呼吸法」「N(エヌ)の呼吸」・・・呼び方はなんでも良いかもしれない・・・
半田さんはあんまりこういうことを言わないので、大々的な場では初公開の情報だったんじゃないかと思います。
ヌーソロジーの呼吸法・・・といってもそんなにむずくはないです。
「吸うときに主観と前方を意識して、吐くときに客観と後方を意識する」
・・・これだけ。
基本はただこれだけですが、ヌーソロジー的に「主観・前方・奥行き」と「客観・後方・幅」はそれぞれ深い意味を持つため、その意味を理解しながら呼吸法を使っていくと良いでしょう。
『変換人型ゲシュタルト論』で出てくるイメージをちょっと使いながら説明すると、以下のようになります。
ヌーソロジーといったら「精神世界」や「無意識」や「哲学」を探究する思想なので…
このヌーソロジー呼吸法も「精神世界を探究することに適した呼吸法」だと言えるでしょう。
それから、同じく「精神世界」を探究するジャンルとして西洋魔術があり…
西洋魔術では「四拍呼吸」と呼ばれる呼吸法が有名です。
四拍呼吸の内容も簡単です。
「吐くときに4数えて、2止める。吸うときに4数えて、2止める」
これを繰り返すだけです。
これを繰り返すだけですが、スピリチュアルなパワーを得たり、魔術的に意識を統合することができたりと・・・魔術の基本の呼吸として優れた力を持ちます。
これと「ヌース呼吸」を組み合わせることもできたりするかもしれません?
それから、「四拍呼吸」だとだいたい「7回で1セット」として、2セットやったり3セットやったり7セットやったりをするので・・・
ヌース呼吸も回数を数えながらやったりすると良いでしょう。
文化に頼らない普遍的な構造とは?
さて、「ヌーソロジー理解のためのトレーニング方法」について書いていきましたが・・・
こうした「トレーニング」のようなノリのものは、人によって適したものが全然違ってくるものでもあると思います。
(運動向きな人は運動から。芸術家タイプの人は芸術的感覚から。ヒーラー気質の人はヒーリング的なやり方から・・・など)
また、その適正の違いは「文化」から来るものだとも言えます。
「文化」というと、日本文化だったり西洋文化だったり仏教文化だったりインド文化だったり・・・
さらにはロック文化だったり漫画・アニメ文化だったりゲーム文化だったりヒップホップ文化だったりと・・・
色んな文化がありますが・・・そうした文化もまた、人によって適したものが違っているからこそ、多様な文化が存在しています。
人間にはそうした多様な適正と好んでいく文化があるので、トレーニング方法も多様な手段が必要になるでしょう。
ロックが向いている人はロック的な手段だったり、気功が向いている人は気功な手段だったり・・・
他にも、祈祷、瞑想、文学、舞踏、武道、華道、自然療法、冒険活動・・・なんでもそれぞれ向いているやり方があるでしょう。
ヌーソロジーは「イデア」を掴むための思想のようなものなので・・・
それを掴むためには、イデアが表現されている何かしらの「文化」に触れることが役に立つことがあります。
「視点変換3Dルーム」のようなバーチャル空間を使った方法もまた、「ゲーム文化」を利用したやり方だと言えるでしょう。
テレビやパソコンのモニターは一般的に使っている人が多いものであるし、3Dゲームや2Dゲームの構造は普遍的なものでもあるため、汎用性が高いと言えます。
それから、普遍的な構造の部分に関しては、普遍的な理解の仕方があるはずなので・・・
「奥行き」とか「点」とか「垂直」とか「無限遠点」など・・・より無機質で幾何学的な概念を使うほど、より万人向けのものとして適していると言えます。だから、ヌーソロジーで重要なのはそうした概念です。
そんな感じで、色んな観点からヌーソロジー理解の方法について考えてみましょう。